【豊受大神宮(外宮)】 *外宮正宮
とようけだいじんぐう げくう
《祭神》豊受大御神
60 73
77 97
《創建》雄略天皇22(478)年
《由緒》雄略天皇の夢に現れた天照大御神の「自身の御饌都神である丹波国比治の真奈井の等由気大神を呼び寄せるように」との神託をうけ、内宮の鎮座からおよそ500年の後、度会の山田原に鎮座しました。以来1500年間、日別朝夕大御饌祭が行われています。
▲表参道火除け橋の前に由緒書きが出ています。
▲古殿地側から見た正宮。一番外側を板垣に囲まれています。
ちょうど画面右よりの木の向こうに鳥居と蕃塀が隠れています。
画面の最左部にある素木の千木の建物が四丈殿です。
鳥居のすぐ右側の小さな屋根が東宝殿だと思います。
とすると、その奥の金色の大きな屋根が豊受大神の鎮座する正宮ということになります。大御饌祭が行われる御饌殿は正宮の後ろ側にあるため参道側からは見えません。
▲正面側の板垣。柱ごとに榊がさしてありますが、竹筒がついておらず水気がないため乾燥してカリカリになっています。
榊は枯れたら取り換えるわけではなく、取り換える日が決まっているため色が変わってしまってもそのまま差されています。色が変わったり枯れたりしても榊の神性とその役割は変わらないそうです。
▲写真左の鳥居が板垣南御門。そのすぐ奥の屋根は、白い御帷がおりている写真が有名な外玉垣南御門です。参拝者が誰でもお参りができるのはここまでです。これより奥へ参るためには手続きが必要になります。
▲外宮の外玉垣南御門。板垣南御門の鳥居の内側では撮影禁止になっています。
御朱印は正宮のすぐそばにある神楽殿でいただくことができます。正宮に参拝するには神楽殿の前を通ることになるのですぐにわかると思います。内宮と比べて参拝者も少なく道が平坦なのでスムーズに参拝できます。