【子安神社】 *内宮所管社(第30位)
こやすじんじゃ
《祭神》 木華開耶姫神
《創建》不明
《由緒》もとは宇治館町の産土神だったようですが、『延喜式神名帳』などに記載がないことから古代には存在しなかったと考えられているようです。一時期は神宮の所管から離れており、大山祇神社の境内社となっていました。
上の写真の右側に小さな鳥居がたくさん入った棚があるのが見えます。安産を願う人々が奉納したもののようですが、多いときには棚が溢れて玉垣の前にまで立て掛けられています。御祭神の木華開耶姫神は天孫 邇邇芸尊との間に三人の御子をもうけており、炎に包まれながら無事に出産したことから、安産や縁結びの女神として崇敬を集めています。
▲子安神社の隣には木華開耶姫神の父である大山祇命を祀る大山祇神社が鎮座しています。