【伊佐奈彌宮】
いざなみのみや
《祭神》
《創建》不明
《由緒》延暦23(804)年に記された『皇大神宮儀式帳』には「月読宮一院、正殿四区」とあります。延長5(927)年の『延喜式』にはこの4社が2つに分かれ、当時はまだ宮を名乗っていなかった伊佐奈彌社は、宮号宣下によりすでに名を改めていた伊佐奈岐宮とともに一院をなしていたことが記されています。伊佐奈彌社は「小殿(おどの)」とも呼ばれていたようです。
月讀宮の宮域にある社で、この社には4社のうち4番目にお参りするべきだとされています。正面に向かい、いちばん左側にある社です。