旅の始まり
令和4年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
1月に放映が開始されてから今年の内に一度は鎌倉を訪れたいと思っていましたが、ついに最終回直前となってしまいました。今月になってから鶴岡八幡宮の境内に1年限定で大河ドラマ館が開館していることを知り、何とか最終回を迎える前に鎌倉へ行こうとスケジュールの調整を行いました。
実際の旅程
12:04 鎌倉駅→徒歩10分
12:17 鶴岡八幡宮鳥居→徒歩10分
12:23 大河ドラマ館到着
12:58 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムカフェ&ショップ(ソイラテ)10分休憩
13:25 参拝
13:30 土産屋
13:37 鎌倉駅へ
13:50 鎌倉駅着
ミュージアムもショップもカフェも参拝ももう少しゆっくり滞在したかったのですが、2時間しかいられなかったのでこのようなスケジュールになりました。近いうちに1泊旅行で鎌倉殿の13人巡りをしたいと考えています。
▲小町通りに一歩入ると、さっそく街灯に「鎌倉殿の13人」の旗が下げられていました。ジブリのお店や抹茶アイス、骨董品、傘、キャンディ、様々なものが売られていてとてもいい匂いがしますが、まずは目的の場所へ。小町通りは時間があったら楽しむことにします。
▲早速鳥居が見えてきました。奇しくも参拝当日は午後の5時からご鎮座記念祭御神楽がある予定。本来ならその是非拝観したいところでしたが、残念ながらその時間はありません…。しかし何も調べずに参拝して鎮座記念祭の日に当たるなんて、なんとなく縁起のよさを感じます。
▲鳥居をくぐるとまず左手に平家池が見えてきます。左手に見える建物は 茶寮 風の杜 です。ここも今度来た時に…。
▲正面に見えるのが下拝殿と上宮。途中にぎんなんを売っている出店が出ていました。
▲邪道ですが、参拝の前に今回の旅のメイン、大河ドラマ館を見つけたので時間もありませんし先に入ってしまいます。
▲正面に見える建物が鎌倉文華館。大河ドラマ展を行っている建物です。入口はカフェと文華館の間を通って建物の裏に回り込みます。
▲チケットを購入して階段を昇り2階入り口へ。
撮影禁止かと思っていたので看板の写真を撮ってスマホとカメラをバッグにしまいました。
体温測定、手指消毒の後、受付の方から説明をいただきます。
「館内は禁止マークがあるところ以外、写真撮影していただけます。ビデオの撮影は全面的にご遠慮いただいております。…」
先ほどしまったカメラを再度取り出し、入口から写真を撮りまくりました。SNS等のインターネット上への掲載許可も館内に待機していた係の方に写真を見せつつ確認を取っています。
▲入口に掲示される主人公 北条義時と彼を取り巻く人たち。小栗さんは愛着のある俳優さんの一人でもあります。
▲物語の後半、絶大な権力を得た義時が身に着けている黒い直垂。右側の白い衣装は源頼朝が付けていたもの。第23話「狩りと獲物」の回で剥製の鹿とともに登場しています。
▲物語を動かしてきた小道具の展示も。
手前の髑髏は「源義朝公の遺骨」として1年にわたって代々の鎌倉殿に受け継がれていったものです。公暁がこの髑髏に執着したのは記憶に新しいことですね。
▲汚い字の書簡3通。
左の物は上総介が頼朝の為に行うこと、として記したものです。「上總國一の宮の御まいり…」とあります。
真ん中は和田義盛が頼朝に戦況報告をするために記したもの。文章の中ほどに絵が自分の活躍する絵が描かれています。
一番右の呪文「おんたらくそわか」は大姫の呪文です。
▲さらに後鳥羽上皇が描いた似顔絵、りくによって時政の名が切り取られた梶原景時の連判状、全成殿の鎌倉殿呪詛人形。
▲似顔絵は上皇が噂に聞く時政の顔を描いたのがはじまりですが、慈円僧正、乳母の藤原兼子さまと、どんどんひどくなっているような気が…
▲こちらは「次郎」畠山重忠が着用していた兜。
▲登場人物が次々に退場していく激動のドラマですが、展示されている小道具や写真をみると、ああそんな人もいたなぁ、と
思い出しては懐かしくなります。
▲主役の小栗旬さんをはじめ、出演者の方々もミュージアムを訪れ、ご自身のパネルにサインを残されています。このパネルは写真撮影OK。
他に出演者のサイン色紙が壁一面に飾ってある部屋もありますが、そちらは撮影NGなのでご注意ください。
▲ 等身大パネルの他、こちらのフォトスポットも人気で来場者が代わる代わる撮影されていました。写真は館内スタッフさんにお声かけすれば撮影していただけます。
▲出口付近に置かれた相関図。膨大な登場人物がいることがわかります。
実朝役の柿澤さん、千世役の加藤さんのサインの間にハートマークが…
▲ミュージアムショップでの戦利品。クリアファイル、缶入りのおっとっと、13人のキャラクターイラスト入りお饅頭、御朱印帳、武将印です。武将印は衝動的に求めました。
▲お饅頭は16個入りで13人のイラストの他に頼朝公と北条氏の家紋、北条義時の文字が入っています。
御朱印帳はこの他に銀色の物や布製の物などいくつかありましたが、NHK公認で「鎌倉殿の13人」のロゴが入っているのはこの金色のものと布製の物のみ。普段刺繍の御朱印帳しか集めていませんが、今回はこの金色のものに惹かれて鎌倉を訪問したところもあります。
鶴岡八幡宮をはじめ、多くの寺社がコロナ流行を機に書置きのみでのご対応となっていますが、記帳を再開されたらこの御朱印帳とともに大河ドラマの舞台を巡る旅をしたいです。
▲文華館に併設されたカフェで休憩。実は朝お茶を一杯飲んでから何も口にしていません。12月にしては暖かかく、歩いていると汗ばむような気温だったので喉が渇いています。
▲カフェには平成22年3月10日、強風によって倒れた鶴岡八幡宮のシンボルの大銀杏の幹が展示されています。鎌倉殿の13人ではまだ若く細い銀杏の並木に公暁が潜み、3代将軍源実朝を暗殺する隙を伺っていました。
▲ちなみにもともと大銀杏がはえていた場所にはひこばえが育っています。
▲ソイラテで小休憩。スイーツやフレンチトーストなどもあったため、もう少し時間があればいただきたかったです。
▲休憩もそこそこに鶴岡八幡宮へ参拝。こちらも宝物殿や境内社などゆっくり回りたかったのですがまたの機会に。
▲売店にもポスター
▲鳩サブレ―8枚入りを2袋購入。
短い滞在時間でしたが、満足して帰宅しました。