新型コロナウイルス感染症予防のため、しばらく御朱印巡りを自粛していますが、緊急事態宣言が全面解除になったため、ブログは再開しようと思います。
また神社巡りができるようになるのはもう少し先でしょうか…。
1月最後の御朱印巡り。前回の失敗を教訓に、事前にしっかり確認してから参拝を始めました。
今回参拝できたのは10社、そのうち御朱印をいただいたのは4社です。
なぜ少ないかというと、この時に持ち歩いていた御朱印帳が東京季節の御朱印帳だったためです。
この12冊の御朱印帳にはすべて異なる神社の御朱印をいただくことにしているので、以前に御朱印をいただいたことがある神社はお参りだけしました。
【実際のスケジュール】
14:44 水天宮 宝生辨財天(弁財天)
14:50 松島神社(書置き)(大黒天)
15:15 甘酒横丁弁慶
15:25 別社 笠間稲荷神社(寿老神)
15:40 椙森神社(恵比寿)
15:55 寶田恵比寿神社(恵比寿)
16:00 常盤稲荷神社
16:05 小網神社(福禄寿)
【旅の記録】
午後のかなり遅い時間から参拝を始めたので社務所が閉まる前にすべての神社をまわろうと必死で歩きました。境内が狭い神社が多いですが、参拝者が多く、御朱印も並ぶことがあるので余裕をもって参拝したほうがよさそうです。
▲1社目は宝生辨財天。水天宮の境内社です。
神社までの道中あたりに人形焼などのいい匂いが立ち込めています。今回は時間がないので誘惑は全て無視して歩きましたが、次回人形町を歩くときはいろんなお店を覗いてみようと思います。
▲松島神社を参拝。松の絵が描かれた書置きの御朱印をいただきました。
▲茶ノ木神社。無人の神社ですが、お正月の名残なのか境内にテントが設置されていました。
▲末広神社から笠間稲荷神社をめざします。
▲甘酒横丁と浜松横丁の交差する場所に、勧進帳の弁慶像が建てられています。人形町には中村座や市村座がありました。
▲甘酒横丁の両側には粋な江戸文字の緑の幟が建てられています。明治初期、横丁に尾張屋という甘酒屋があり、通りは甘酒を飲む人でにぎわっていたため甘酒横丁と呼ばれるようになったそうです。この甘酒屋は残念ながら昭和時代に閉店しています。
▲ここで思いがけないご縁発生。グーグルマップで笠間稲荷神社を検索して場所を確認していたのですが、たどり着いた先は明治座でした。
▲川中美幸さんのお芝居「フジヤマ夢の湯物語」のポスター。写真には写っていませんが、開場前だったのか年配の方がたくさんいらっしゃっていました。
隣には笠間稲荷の小さな社が建てられていますが、御朱印をいただけるはずなのでこの神社ではないような…?もう一度マップを確認すると、なんとこの辺りに2つの笠間稲荷神社があることがわかりました。
▲こちらが七福神に含まれる方の笠間稲荷神社。マップを間違えてなければ明治座分社へはおそらく今後も参拝しなかったのではないかと思います。歩いても数分の距離ですし、同じ笠間稲荷神社ですので別社を参拝されるときは是非両社とも参拝することをおすすめします。
▲椙森神社では参拝後、社務所に向かうと窓が閉められていました。
もしかしてお留守かなと思いましたが、一縷の望みを託し、インターフォンを押してみます。
…なんの反応もありません。よく見ると窓には鍵がかかっています。あきらめきれず少し待っていると女性2人連れと女性1人がやってきて、やはりインターフォンを押しました。
御朱印をお待ちですか?鍵が締まっているのでお留守かもしれませんよ。でも履物がありますね。…と皆さんとお話しながら10分くらい待ったでしょうか。まだ寒い時期ですし、暗くなる前に家に帰りたかったので、待つのをやめて次の神社へ行こうとしたところ、職員さんが戻って来られたようで、一緒に待っていたみなさんが「いらっしゃいましたよ!」と声をかけてくださり、「待っていたんだからお先にどうぞ」とご自身の前に入れてくださいました。この場をお借りして御礼申し上げます。
遠くへ旅に出た時や御朱印巡りのときに、まれに全く見ず知らずの方々とお話ししたりすることがありますが、私はそれが好きなタイプです。でも自分からは話しかけられない(笑)
▲続いて参拝したのは寶田恵比寿神社。日本橋七福神8社目に数えられる、恵比寿を祀るもう一つの神社。無人の小さな社ですが風情があります。
▲小網神社への道中で出会った常盤稲荷神社。この辺りは昔から発展していたためか、至る所で稲荷神社を見かけます。
▲最後に御代替わりの時にも参拝した小網神社へ参拝。8か月ぶりの参拝ですが既に懐かしいような気さえしました。重厚感のある社殿と風流な釣り灯籠が素敵な神社です。
今回の旅は2、3時間ですべての神社を巡ることが目標だったため、かなりのハイペースでわき目も振らずに歩き、真冬にもかかわらず少し汗をかきました。すでに正月期間を過ぎていたため、御朱印をいただけない神社もあったのでまた参拝してみたいと思います。
【この旅のお供の御朱印帳】