桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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【参拝のみ】胡録神社 (東京-荒川区)

【胡録神社】

ころくじんじゃ

《住所》東京都荒川区南千住8-5-6

《祭神》面足尊 惶根尊

《創建》永禄4(1561)年

《由緒》永禄4(1561)年8月 川中島合戦に敗れた上杉の家臣、高田嘉左衛門が12名の同志とともに関東に落ち延び、この地に土着しました。同年9月19日に村での生活の安寧を祈願して御祭神の両神を一祠に奉斎したと伝えられています。かつては「大六天」と称されましたが、明治の神仏分離の際、武具の「胡録」と当地の産業の胡粉の「胡」、大六天の「六」をかけて社名を「胡録神社」と改めました。

 

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▲周囲はマンションなどに囲まれています。鳥居は末社に至るまで全て靖国鳥居です。

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▲社殿は嘉永5年9月19日に改築造営されたもの。汐入地区再開発計画により平成10年に境内地を遷座することになり、平成15年9月19日に竣工奉告祭が行われたそうです。

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▲拝殿の上部には緻密な彫刻が施されています。社殿は素木です。

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▲汐入の名産、胡粉を挽いた臼が奉納されています。胡粉は牡蠣の殻を臼で挽いて作る顔料で汐入のものは高品質だったようです。

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末社 左側は道祖神。汐入の村の出入り口に祀られていたものが境内に移されました。

右側は刀塚。高田嘉左衛門らが落人になり、汐入の開拓を行った際に刀と鎧兜を土中に埋めたそうです。昭和34年にこの鎧などが埋められたと伝わる地を刀塚として祀りましたが、平成の汐入地区再開発に伴って境内地に移されました。

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道祖神に奉納されたもの。道祖神は旅の安全や足腰の健康の他、耳の神様としても祀られていることが多いようです。旅行安全や足腰の健康を祈願する際は草履や草鞋を奉納し、耳の病気の平癒を願うときは2つのお椀に穴をあけて奉納するそうです。

 

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