【小網神社】
こあみじんじゃ
9394
《創建》文正元(1466)年
《由緒》当時、豊島郡入江のあたりに弁財天と観世音を祀る庵がありました。文政元年にその周囲で疫病が発生し村の人々を苦しめます。ある時、網にかかった稲穂を持った漁師の翁が庵を訪れました。庵の主は夢の中でこの翁を稲荷大神として祀れば疫病が鎮まるというお告げを受け、翁を小網稲荷大明神と称えて神社を創建しました。すると疫病が収まりました。
▲令和元年5月の末のころ。まだまだ参拝者が多く、狭い境内にあふれています。
▲社殿、神楽殿は関東大震災後に建てられたもので、日本橋では唯一の戦前の神社建築です。竣工の指揮をとったのは明治神宮の竣工にも関わった宮大工の内藤駒三郎氏です。
▲社殿には素晴らしい彫刻がされています。御朱印のデザインにもなっている昇り龍、下り龍の写真を撮り忘れる痛恨のミス。次回参拝する機会がありましたら是非ともカメラに収めたいものです。
▲ちっちゃな銭洗いの井。御祭神の弁財天(市杵島比賣神)の立像はもとは同じ境内にあった万福寿寺に納められており、廃寺により遷座されたもののようです。船に乗っていらっしゃるため「万福舟乗弁財天」と称されています。
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