桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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神宮月間

神宮道場【神宮月間3】

▲神宮道場 武道を教える道場かと思いきや、ここは神主さんの研修所です。 所有しているのは神宮ですが、神職養成のために施設を貸し出しているそうです。 ▲休日は研修がなければ閉門しているみたいです。 建物自体はかなり古く、明治天皇の行在所としても使…

葭原神社-月読宮- 【神宮月間3】

【蘆原神社】 あしはらじんじゃ 《住所》 三重県伊勢市中村町742-1 《祭神》佐佐津比古命、宇加之御玉御祖命、伊加利比売命 《創建》不明 《由緒》倭姫命によって定められた神社で、延暦23(804)年の『皇大神宮儀式帳』にはすでに記載されています。中世に荒…

伊佐奈彌宮-月読宮- 【神宮月間3】

【伊佐奈彌宮】 いざなみのみや 《住所》 三重県伊勢市中村町742-1 《祭神》伊弉冉尊 《創建》不明 《由緒》延暦23(804)年に記された『皇大神宮儀式帳』には「月読宮一院、正殿四区」とあります。延長5(927)年の『延喜式』にはこの4社が2つに分かれ、当時は…

伊佐奈岐宮-月読宮- 【神宮月間3】

【伊佐奈岐宮】 いざなぎのみや 《住所》 三重県伊勢市中村町742-1 《祭神》伊弉諾尊 《創建》不明 《由緒》延暦23(804)年に記された『皇大神宮儀式帳』からは4つの宮が1つの瑞垣の中に祭られ、4社の総称を「月讀宮」としていた様子がわかります。宝亀3(772)…

月讀荒御魂宮-月読宮- 【神宮月間3】

【月讀荒御魂宮】 つきよみのあらみたまのみや 《住所》 三重県伊勢市中村町742-1 《祭神》月讀尊荒御魂 《創建》不明 《由緒》官社に列せられたのは宝亀3(772)年のことです。延暦23(804)年に記された『皇大神宮儀式帳』には4つの宮が1つの瑞垣の中に祭られ…

【御朱印】月讀宮 (三重-伊勢)【神宮月間3】

【月讀宮】 *内宮別宮第2位 つきよみぐう 《住所》 三重県伊勢市中村町742-1 《祭神》月讀尊 99 《創建》不明 《由緒》 奈良時代には「月讀社」と称されていたと考えられています。 延暦(804)年の『皇太神宮儀式帳』には「月讀宮」の名が残っており、「正殿…

大山祇神社 -内宮- 【神宮月間3】

【大山祇神社】 *内宮所管社(第29位) おおやまつみじんじゃ 《住所》 三重県伊勢市宇治館町1 《祭神》 大山祇神 《創建》不明 《由緒》かつては「山神社」と呼ばれており、山口祭が行われていました。現在は御杣山の移動によって山口祭の祭場も移動してい…

子安神社 -内宮-【神宮月間3】

【子安神社】 *内宮所管社(第30位) こやすじんじゃ 《住所》 三重県伊勢市宇治館町1 《祭神》 木華開耶姫神 《創建》不明 《由緒》もとは宇治館町の産土神だったようですが、『延喜式神名帳』などに記載がないことから古代には存在しなかったと考えられて…

大正天皇御手植えの松 -内宮-【神宮月間3】

【大正天皇御手植えの松】たいしょうてんのうおてうえのまつ 参道の右側、神苑の奥にあります。 明治24(1891)年に大正天皇が皇太子のときに御手植えになりました。この時大正天皇は二見の賓日館に滞在されました。 ▲こちらは神苑です。神苑にも立派な松など…

外御厩 -内宮-【神宮月間3】

【外御厩】そとのみうまや 参集殿の前にある御厩です。 現在は草新号(くさしんごう)が使っています。草新号は平成13年生まれ。内御厩の国春号は昭和63年生まれですので15歳くらい離れてますね。内宮へ牽進されたのも平成30年の6月なのでつい最近です。 中に…

内御厩 -内宮- 【神宮月間3】

【御厩】うちのみうまや 内宮神楽殿の向かいにある御厩です。 現在は国春号(くにはるごう)が使っています。国春号は昭和63年に宮内庁御料牧場で生まれました。内宮へ牽進されたのは平成22年の7月のことです。内宮にはもう一頭草新号(くさしんごう)という神馬…

四至神 -内宮-【神宮月間3】

【四至神】 *内宮所管社 みやのめぐりのかみ 《住所》 三重県伊勢市宇治館町1 《祭神》 四至神 《創建》不明 《由緒》別名「宮廻神」とも呼ばれ、宮域に多数の石段が鎮座していたようですが、のちに石段の整理が行われ、一箇所に集められて現在の場所に祭…

御酒殿 -内宮-【神宮月間3】

【御酒殿】 *内宮所管社(第5位) みさかどの 《住所》 三重県伊勢市宇治館町1 《祭神》 御酒殿神 《創建》不明 《由緒》かつてはここで神前に供えるための神酒を醸造していました。後に忌火屋殿で醸造が行われるようになったため、現在は三節祭のときに一時…

由貴御倉 -内宮-【神宮月間3】

【由貴御倉】 *所管社第7位 ゆきのみくら 《住所》 三重県伊勢市宇治館町1 《祭神》由貴御倉神 《創建》不明 《由緒》外宮に御饌殿が建てられ常典御饌(日別朝夕大御饌祭)が行われるようになる前には、内宮で御饌祭が行われており、その時にお供えする神饌…

五丈殿 -内宮-【神宮月間3】

▲内宮の五丈殿。目の前に御酒殿・由貴御倉が、向かいには四至神や厩があります。奥に見えるのは神楽殿です。 【五丈殿】ごじょうでん 正面の辺の長さが5丈(15m)あるため、このように呼ばれます。 神宮では通常、屋外で祭祀を行う庭上祭祀(ていじょうさいし)…

外幣殿 -内宮-【神宮月間3】

【外幣殿】げへいでん 御稲御倉の隣にある高床式の神明造りの蔵です。古神宝が納められているそうです。 内宮は御垣の外、荒祭宮までの参道にありますが、外宮は御垣内にあるため、容易に拝見することはできません。 伊勢のご神木ブレスレットBOOK special (…

御稲御倉 -内宮-【神宮月間3】

【御稲御倉】 *内宮摂社(第6位) みしねのみくら 《住所》 三重県伊勢市宇治館町1 《祭神》 御稲御倉神 《創建》不明 《由緒》かつては調御倉・御塩御倉・鋪設御倉とあわせて4棟で建てられていました。その後4棟とも廃絶しましたが、天正年間(1600年ごろ)に…

古殿地 -内宮-【神宮月間3】

【古殿地】こでんち 内宮正宮の社と古殿地は、平地の東西に隣り合っています。現在は正宮の古殿地は東側にあります。20年毎に東西の土地で交互に遷座が行われていますが、この式年遷宮を発案したのは天武天皇で、実行したのは次代の持統天皇で持統4(690)年の…

御贄調舎 -内宮-【神宮月間3】

【御贄調舎】みにえちょうしゃ 正宮の階段を下りた正面にある建物で、「御贄調舎」は饌を調理する建物と言う意味です。 写真だと見えにくいですが、建物の奥に石でできた土台があるのが見えます。祭典の前には豊受大御神をお招きし、ここで「御贄」の代表と…

風日祈宮橋 -内宮-【神宮月間3】

【風日祈宮橋】 かざひのみのみやばし 全長約46m、幅約4.5m。明応7(14998)年に駆けられて以降、式年遷宮に併せて架け替えられています。擬宝珠に「五十鈴川御橋 明応七年」とあり、以前はこの橋が架かる川が五十鈴川橋と呼ばれることが分かります。 結びの神…

島路川 -内宮-【神宮月間3】

【島路川】しまじがわ 島路山を水源とする五十鈴川の支流です。 以前は島路川が本流とされており、五十鈴川と呼ばれていました。この川に掛かる橋も、かつては五十鈴川橋と呼ばれていました。 後に、もっとも長い川を河川の本流とする定義により、島路川と名…

籾だね石 -内宮-【神宮月間3】

【籾だね石】もみだねいし 内宮への階段の左脇にある、お米の形をした巨岩。 寛政元(1789)年に行われた第51回式年遷宮の際に、地元の楠部郷の住民によって献納されたそうです。 寛政元年は後に天明の大飢饉と呼ばれる大規模な飢饉が起こり、米が底をついて種…

神苑 -内宮-【神宮月間3】

【神苑】しんえん この庭園は明治25(1892)年に有栖川宮威仁親王を総裁に頂く神苑会によって造営されました。神苑会は神宮徴古館をはじめとする神宮の関連施設や彼の有名な賓日館を建設した団体です。 かつてはこのあたりは宮域ではなかったようです。民家が…

堀川 -外宮-【神宮月間3】

【堀川】ほりかわ 外宮の入り口に流れている川。遷宮館内の勾玉池につながっています。 江戸時代に街からの火災を防ぐために人工的に作られた堀で、岸壁は石垣になっており流れもない小さな川です。 この川の向こうが神域です。周囲にはせんぐう館や清盛楠が…

下御井神社 -外宮-【神宮月間3】

【下御井神社】しものみいじんじゃ(外宮所管社) 《祭神》下御井鎮守神 《創建》:不詳 この社は「少宮(わかみや)」とも呼ばれ、御祭神は外宮の御料水と、その御料水を汲み上げていた井戸の守り神です。 かつて外宮の多賀宮には忌火屋殿が存在し、毎月6回の献…

古殿地 -外宮-【神宮月間3】

【古殿地】こでんち 外宮正宮の社と古殿地は、平地の東西に隣り合っています。現在は外宮の古殿地は東側にあります。20年毎に東西の土地で交互に遷座が行われ、遷座が終わった後の更地は古殿地、新たに遷座が行われることになった更地は新御敷地と呼ばれます…

北御門鳥居 -外宮-【神宮月間3】

【北御門鳥居】きたみかどとりい 裏参道にある鳥居。明治30(1897)年に鉄道ができるまでは、こちらの入り口から参拝するのが一般的だったそうです。

御厩 -外宮-【神宮月間3】

【御厩】みうまや 忌火屋殿のそばにある豊受大神宮御料御馬のための御厩です。 現在は草音号(くさおとごう)、英智号が飼われていますが、この馬たちは皇室から牽進されています。 神宮の神馬は毎月1日、11日、21日の朝8時ごろに神職に引かれて正宮に参拝する…

高河原神社 -月夜見宮-【神宮月間3】

【高河原神社】 *外宮摂社(第10位) たかがわらじんじゃ 《住所》 三重県伊勢市宮後1-3-19 《祭神》 月夜見尊御魂 《創建》不明 《由緒》『止由気宮儀式帳』に「高河原社」とあり、延暦23(804)年には鎮座していたことが分かります。応永26(1419)年に月夜見宮…

【御朱印】月夜見宮 (三重-伊勢)【神宮月間3】

【月夜見宮】 *外宮別宮 つきよみのみや 《住所》 三重県伊勢市宮後1-3-19 《祭神》月夜見尊 月夜見尊荒御魂 96 《創建》不明 《由緒》『延喜太神宮式』に「月夜見社」と記されており、もとは外宮の摂社でした。承元4(1210)年に別宮に昇格し月夜見宮と称す…