桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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風日祈宮-内宮- 【神宮月間2】

風日祈宮 *別宮(第9位)

かざひのみのみや

 

 《住所》 三重県伊勢市宇治館町1

《祭神》 級長津彦命、級長戸辺命

《創建》不明

《由緒》創建は不明ですが、延暦23(804)年の『皇大神宮儀式帳』に「風神社」(ふうじんのやしろ)として登場しています。当時は末社と同等の扱いでした。外宮風宮と同じく元は農業に深くかかわり、元寇の際の神風により別宮に昇格しました。

かつて7月1日から2か月もの間、「日祈内人」(ひのみのうちんど)と呼ばれる神職によって風雨の災いが起きないよう「風日祈」の神事が行われていました。社名はこれに由来します。現在この神事は毎年5月14日と、8月4日に行われています。

 

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外宮の風宮と同じ御祭神です。この御祭神は伊弉諾尊御子神で、「級(シ)」は風を意味しています。日本を守る神とされており、欧米の脅威が迫る幕末には朝廷による攘夷の祈願が15日間行われました。社は6本の鰹木をもつ茅葺の神明造です。

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風日祈宮の古殿地。東西で遷座が行われます。