さて、今日は内宮のご祭神の話です。
昨日は主祭神の天照皇大神の神話を調べましたが、そのほかにはどんな神様が祭られているのでしょうか。皇大神宮をはじめに紹介すべきですが、ここではガイドブックで参拝が推奨されている順番に紹介していきます。
【瀧祭神】
この社には目前を流れる五十鈴川の神が祭られているようです。
【皇大神宮(正宮)】
御祭神:天照皇大神あまてらすすめおおかみ
日本の象徴である天皇の祖先神、天照皇大神。天照大神、天照大御神と呼ばれることが多いですが、神宮では正式には「天照皇大神」とお呼びするそうです。
【荒祭宮】
御祭神:天照皇大神荒魂あまてらすすめおおかみのあらみたま
天照皇大神の荒魂ということは、主に旱魃や冷夏などの天候を左右する部分を恐れたのでしょうか。高天の原を統治する皇祖神ですからそれだけを恐れたわけではないかもしれないですね。
【風日祈宮】
外宮の風宮と同じ御祭神です。外宮と同じくもとは農業に深くかかわり、元寇の際の神風により別宮に昇格しました。
【その他の見どころ】
境内社:神域内には瀧祭神のほか、御酒殿(みさかどの)、由貴御倉(ゆきのみくら)、子安神社(こやすじんじゃ)などの社が鎮座しています。御稲御倉(みしねのみくら)や外幣殿(げへいでん)は神明造で、忌火屋殿(いみびやでん)は神饌の調理を行うところです。
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- 作者: 昭文社旅行ガイドブック編集部
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