桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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もう一度伊勢に来れる 宇治橋の擬宝珠【神宮月間2】

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▲この擬宝珠をよく見ていただくと元和5年3月の日付が入っているのが見えます

治橋の欄干には16基の擬宝珠がついています。

そのうちの西詰北側2本目には、饗土橋姫神社で祈祷された萬度麻が納められています。饗土橋姫神社は宇治橋鎮守神を祭神とする神社で、その名の通り宇治橋の守り神を祭神としています。内宮所管社で内宮から徒歩2分ほどのところにある神社です。

萬度麻は一万回ご祈祷した効果があるとも、実際に一万回お祓いが行われているとも言われています。

宇治橋遷宮に合わせて20年に一度建て直されるのですが、その際にこの饗土橋姫神社で祈祷した萬度麻が納められます。また、古い宇治橋の解体の際には、前もってお札が取り出されるのですが、運が良ければ神職さんが擬宝珠を外し、欄干から取り出した萬度麻を唐櫃に納める場面に出会えるかもしれません。

この擬宝珠に触ると、再び参拝に来ることができると言われています。西詰北側というとちょっとわかりにくいですが、つまり右側通行の宇治橋では、参拝を終えて帰る時に右手にある最後から2基目の擬宝珠と言うことになります。他の擬宝珠と色が違うのですぐにわかると思います。多くの人が触るので下のあたりは錆がとれて光っています。