【瀧祭神】 *所管社第1位
たきまつりのかみ
《祭神》瀧祭大神
《創建》不明
《由緒》延暦23(804)年に太政官に提出された『延暦儀式帳』に「滝祭神社」の名前があります。五十鈴川と島路川の合流地点の治水を祈るために創建された社です。この社には目前を流れる五十鈴川の水源の神が祭られています。
板垣の中には社殿はなく、石畳のみがあります。所管社ですが、別宮と同等の祭祀が行われています。社殿がない理由も、所管社にしては別格の扱いを受ける理由も定かではありません。
▲板塀の横にまわると、隙間から中が見えます。社殿はなく、石垣のみが組まれているのがわかります。
正宮に参拝する前に水神様に天照大御神への参拝のご報告と、お取次ぎをお願いする方が多いようです。五十鈴川御手洗場の近くですが、人の流れに乗っていくと行きそびれてしまうので気を付けてください。