頒布場所:賀茂別雷神社
今回の旅を始めるにあたり、まず初めに参拝した賀茂別雷神社で御朱印帳を用意しました。実はこの旅では事前にスケジュールが分からず、神社についてもちゃんと調べなかったもので、初めに参拝した神社に御朱印帳がなかったときのために一冊持参したのですが、ちょうど御朱印帳が置いてあったのでいただくことにしました。
お初穂料は1000円です。片側23面で縦約16㎝、横約11㎝の普通の小さいタイプの御朱印帳です。この御朱印帳は紺色の布地で、絵柄が箔押しされているタイプです。使っているうちに箔の部分が取れてきてしまうやつです・・・。まあ、それも味ということで。
描かれているのは写真に撮られることも多い「細殿」と「立砂」です。裏表紙は御朱印にも押されている葵の印です。
円錐形の「立砂」(たてすな)はご祭神が天降った神山を象ったもので、神を迎える原型とされています。つまりちっちゃい神山を作ってそこに降臨いただくということでしょうか、いわゆる神籬の役目があるようです。よくお清めの盛塩と同一視されお祓いの道具だと思われますが、そのような方向には力を発揮しません(笑)
表紙の右部分には「世界文化遺産 上賀茂神社」の文字があります。左端には金砂子の紙が貼ってあり、自分で「御朱印帳」などと書くタイプのものです。カバーはよく見るグリーンの紙でできた帯状のもの。箔押しの御朱印帳は、そのまま持ち歩くと摩擦で箔が取れ、ビニールカバーだと圧力がかかった時にビニールに箔がべったり写ってしまう可能性があります。箔押し朱印帳は適度に空間が保たれ、なおかつ摩擦から守ってくれる、この紙のタイプのカバーが最適です。
上賀茂神社にはこの御朱印帳の他に、1500円で頒布されているクリーム色のカバーがかかった(中身は見えなかった)辞書のように分厚い御朱印帳と、B5のノートくらいある3000円の全国一宮巡りの御朱印帳がおいてありました。
さて、次回から京都の御朱印を紹介していきます。