▲五十鈴川御手洗場で撮影中の巫女さん方
第一鳥居をくぐった先に五十鈴川のほとりに降りられる石畳があります。この石畳は元禄5(1692)年に5代将軍徳川綱吉の生母、桂昌院が寄進したといわれています。かつては手水舎はなく、参拝者はこの川の水で心身を清めて参拝していました。
【五十鈴川で手水する際の注意点】
《マナー》
川の水で手水する際には川下で手水する人のため、水につけるのは手だけにするのがマナーです。間違っても足を入れたり、口を漱いで吐き出したりしないようにしましょう。
《安全面》
川は雨が降ると増水します。実際、一晩で川に続く石段が2つほど水に沈んだのを目の当たりにしましたし、もっと豪雨になると瀧祭神の社のあたりまで浸水してしまうこともあるようです。
本当に危険なときは立入禁止になるようですが、多少の雨でも流れは速く渦を巻いていることもあるので、危険だと感じた場合は無理に川に近づかないほうがいいでしょう。増水していなくても、足を滑らせて川に落ちたり、スマホやカメラなどを川に落としてしまう人もいるようですので気を付けてください。
▲豪雨の際にはこの石段が全て水没することもあるようです。