今月でブログをはじめて1年になります!せっかくだからどこかお参りしたいなー(金欠)
さて、5月末日、令和初の伊勢参りに行きました。
今回は一人旅。
直前まで渋谷で飲み会、最終の新幹線に乗って名古屋へ向かい、翌日の始発で伊勢に到着するという計画を立てました。
行き当たりばったりな上に強行スケジュールだったため、不安な部分も多く出発前に面倒になったりしましたが、結果的にとてもいい旅をすることができました。
【事前に立てた計画】移動:タクシー、徒歩
5月30日
21:20 渋谷発
22:07品川 新幹線ひかり
23:49 名古屋着
5月31日
5:30名古屋発
7:07伊勢市駅着
7:20月夜見宮着
8:10外宮着
9:00外宮出(タクシーで内宮まで)
9:15内宮
10:45内宮出
11:00月讀宮
11:30月讀宮出
【実際のスケジュール】
5月30日
21:20 渋谷発
22:07品川 新幹線ひかり
23:49 名古屋着
0:10 ホテル着
5:30 始発急行乗車
7:07 伊勢市駅着
7:30 月夜見宮着 7:40出発
7:50 外宮着 8:15出発
8:36 バス
8:40 内宮前着
8:40 宇治橋着 9:45出発
9:55 五十鈴茶屋 10:05出発
10:20 おはらい町通り出
10:45 月讀宮着 10:55出発
11:05 五十鈴川駅着
11:49 近鉄名古屋行 特急
【旅の記録】
▲名古屋駅のナナちゃん人形。実はちゃんと見たの初めてです。街は5月も末なので5時でも明るく、人や車の往来もありました。ただ、街路樹の烏が威嚇してくる…この時期は繁殖期ですからね…。朝は4:20起床。前日は暑かったのに、この日は空も曇っていて、薄いブラウスしか着ていなかったため肌寒かったです。
何かの大会に出るっぽい中学生の大集団とともに電車に揺られて1時間半。伊勢市駅に着きました。ここから月夜見宮を目指します。周囲の人々は外宮に向かっていくため、一人だけ別方向に歩き出すという(笑)
▲写真右の森が月夜見宮ですが、入り口は直進して右折したところにあるため回り込みます。
▲月夜見宮の正面に出ました。標識が出ている細い道が外宮とつながる神路通りです。
月夜見宮に着いたのが予定よりも遅く、ギリギリのスケジュールだったため、なんとか早めに参拝して時間を捻出しようとして肝心のお社の写真を撮り忘れました(´;ω;`)
実はこの月夜見宮が神宮で一番好きな社なので次回はゆっくり参拝したいと考えています。
▲こちらが神路通り。この先に外宮があります。どーんとまっすぐな一本道です。早朝で人もあまりいなかったためか、歩いていてとても気持ちがいい道でした。
月夜見宮の目の前が小学校なのですが、制服の学生さん(私には中学生に見えた)がお友だちと維管束の話をしていてほほえましかった(笑)
外宮の参拝はスケジュールより早く終わりました。日別朝夕大御饌祭も始まる前。参拝者もあまりおらず、斎館から篳篥の試し吹きの音が聞こえてきました。45分の余裕があったので、これならおかげ横丁でゆっくりできるかも、と思ったのですが、早朝過ぎて外宮の周囲にタクシーが見当たりません。仕方なくバスで向かうことにしたのですが、バスの時間は8:36。また15分のロス。
▲バス停 内宮前のあたりです。「平成感謝 国民総参宮」の幟が至る所に立っています。
▲内宮の神苑付近で神宮司庁の散水車に出会いました。参拝中もこの車が水を撒いた後があり、若干びちゃっとしているところもあったのですが、もし散水していなかったらあれだけの参拝者が歩くわけですから土煙ですごいことになっていると思います。
荒祭宮の坂道でUターンした形跡がありました。すごい運転技術です。
▲神苑ではちょうど国華会に奉納された植木が展示されていました。
▲手水舎のあたりでカメラマンと巫女さんに出会いました。
巫女さん方はそのまま五十鈴川御手洗場へ降りて行き撮影を始めました。神宮では、今まで神楽殿でしか巫女さんを見たことがなかったので、なんか新鮮です。
▲一通り参拝を終えてうろうろしていたら、今度は浄衣姿の神職さんに出会いました。神主さんと言えば浅葱の袴のイメージですが、実は神宮ではほとんどの神主さんが白袴を履かれていて、色付きの袴や狩衣を着用するのは神楽殿にいらっしゃる方のみだと聞きました。この神主さんたちが出てきた方向は確か斎館だったと思います。
▲子安神社、大山祇神社に参拝するため宇治橋のあたりまで戻ったところ、先ほどの巫女さんが撮影をされていました。
時間はだいたい9時半くらい。平日だったこともあると思いますが、宇治橋の上はそこまで混んでいません。休日の午後になると宇治橋がぎっしりするほどの人出になります。
▲10時頃のおはらい町。ここも休日は人の波が押し寄せますが、まだ開いたばかりのお店もあり、人もほとんどいません。
▲内宮のすぐ横の赤福。こんなに人がいない赤福めったに見られません(笑)
▲ちょうど一時間の余裕ができたので五十鈴茶屋に入って休憩しました。二十四節気菓子の青梅をいただこうと決めていたのですが、令和記念菓子の「梓」に鞍替えしました。だって金箔付きだったんだもの…。ところでこれがこの日伊勢で食べた最初で最後の食事でした。店員さんがお茶のお替りを進めてくれたのですが、月讀宮に参拝するため早々にお暇しました。
▲おはらい町通りを通り過ぎ、人ごみから離れて五十鈴川沿いに歩いていきます。空はこの荒れ模様。やはり気温は低く風が吹いていてとても心細くなりました。
▲途中で小川を渡って民家のほうへ進んで行きます。地元の方が洗濯物を干したり、畑仕事をしたりしていて「私よそ者だなぁ」とノスタルジーを感じました。
車が一台ギリギリ通れるくらいの道路にデザインマンホール。ほぼ地元民しか通らないであろう雰囲気ですが、私みたいなのが通るんだからやっぱり人が来るんでしょうね。
▲なんとか月讀宮へ到着しました。国道23号線の信号を渡ります。ここらへんで気づいたのですが、五十鈴川沿いに進むより、御幸道路をまっすぐ進んだほうが分かりやすかったし人もいた…。まあ、訳わからん道路を通るのも一人旅の醍醐味ですよね;
▲五十鈴川駅に着いたのは予定より30分以上も前です。もともとギリギリに着く予定だったので、早めに駅に入ることができてホッとしました。
▲五十鈴川駅には「奉祝御大礼 感謝と祈り」というまた別な幟が並んでいます。御大礼奉祝委員会と書いてあるのが見えます。
▲11:49の電車で予定通りに伊勢を立ち、無事に東京へ戻りました。
【この旅のお供の御朱印帳】