【磐井神社】
いわいじんじゃ
《住所》東京都大田区大森北2‐20‐8
101
《創建》敏達天皇2(573)年
《由緒》約1400年前の創建と言われています。『三代実録』には、貞観元(859)年に官社に列せられたことが記されています。江戸時代には徳川家の将軍も参拝したことが書かれています。社名の由来は境内にある「磐井の井戸」から。他にも鈴石や烏石などの石が伝わっています。
▲大森駅から進むとまず駐車場がみえてきます。境内に入るには途中の抜け道を通るか、境内をぐるりと迂回する必要があるみたいです。
▲こちらが正参道。大きめの道路に面しています。7月に参拝したため手水舎の前に風鈴がたくさん下がっていましたが、周囲への騒音に配慮してか、音が鳴らないようにされていました。
▲拝殿のまわりには桔梗が植えられています。手前は何でしょう。草の足元には水がためてあったので稲かな?と思ったのですが…なんでしょうか?
▲御神木の銀杏。樹齢800年のとても立派な木です。空襲の焼け跡を見ることができます。いつものことですが、写真だとスケールが伝わらないんですよね…。実物はもっと圧倒される感じがします。
▲立派な乳根が出ています。このような銀杏は母乳の出がよくなるとか、子授けの力があるとされ、古くから祈りの対象とされてきました。この神社にはほかにも6匹も子がいる子持ち獅子もおり安産祈願に訪れる女性が多いようです。
▲御大典記念の幟。その足元にあるということは、やはりこのプランターは稲でしょうか…
▲拝殿の周りにも風鈴があります。
▲横から見ると拝殿、幣殿、本殿の並びがよくわかります。幣殿から後ろには立ち入りができないようです。
▲拝殿向かって左側には池があり、中央の島に笠島弁財天が鎮座しています。「笠島」は万葉集にも出てくる地名です。東海七福神のうちの一社です。
▲また、拝殿右側には海豊稲荷神社が鎮座しています。ブロック塀に囲まれた神社ですが、なかなかに趣があります。