【亀有香取神社】
かめありかとりじんじゃ
《住所》東京都葛飾区亀有3-42-24
《祭神》経津主大神 相殿 武甕槌大神 相殿 岐大神
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《創建》建治2(1276)年8月19日
《由緒》創建当時亀有の地は亀無村と呼ばれ、香取大神宮の神領地で下総国の一部でした。そのため、本宮の経津主大神を勧進し、後に鹿島の武甕槌大神、息栖の岐大神を合祀し、東国の三社明神をお祀りする社となりました。
▲亀有香取神社はマンガの「こちら亀有公園前派出所」にも登場しており、主人公の両津さんが悪さをした罰として境内清掃をしている場面が描かれています。そのため境内には両津さんの銅像が建っており、ドラマ化にあたっては両津さん役を務めた香取慎吾さんが境内を訪れロケを行っています。
思い出の道を歩いていくと、アリオの歩道橋の前に見馴れた鳥居が見えてきました。だけど、あれ?なんか景色が違う…?
▲正参道の前には狛犬ならぬ亀が鎮座しています。これは…あったかもしれないけど覚えてない…でも違和感を感じないからあったんだろうな。
▲こちらが拝殿。銅板葺の緑青が吹いた屋根に白塗りの社殿が明るい雰囲気を漂わせています。
▲お賽銭箱にかわいい亀の人形が乗っています。初めて参拝したのは平成25年10月27日で、あれから5年半経ってしまっていますが久しぶりに参拝して驚きました。
▲土だった境内が石畳に!
▲普通の事務所だった授与所はオシャレなガラスケースに!
▲境内の一角にケーキ屋さんが出現!
このケーキ屋さんはラ・ローズ・ジャポネというパティスリーで世界大会で優勝したことのあるパティシエさんのお店です。
もともと葛飾区にあったお店ですが、境内の道祖神社の隣に移転しました。カフェになっていて店内でお茶が楽しめます。
以前の境内がどんな様子だったかはホームページからご確認頂けます。
随分変わっちゃったんだなー、なんか寂しいなーと思っていたのですが、以前から本殿の裏に境内社が並んでいたことを思い出し、そちらへも行ってみることにしました。
▲本殿の裏にある社の中では一番大きな招魂社。
▲落ち葉が積もった石畳とか、ボロボロに古くなったお稲荷様を金網で保護しているところとか、全然変わらなくてほっとします…。
本当は、こち亀の両津さんの銅像や道祖神社の写真も撮りたかったのですが、実は境内で思わぬ形で旧友に会い、変わってしまった境内とあわせて激しく動揺して写真を撮り忘れました;
道祖神社の御朱印もありますし、何より銀杏の紅葉が見たいのでまた秋になったら参拝しようと思います。今回は急ぎの旅だったのでラ・ローズ・ジャポネにも入りませんでしたが、その時にはカフェにも入ってゆっくりお茶がしたいですね。