朔日参り（ついたちまいり）は毎月一日に神宮を参拝する伊勢の風習です。
おかげ横丁では午前4時から朝市が開かれ、それぞれの店は朔日限定のメニューを用意して参拝者をもてなします。
中でも人気があるのは赤福の「朔日餅」。毎月異なるお菓子を販売するのですが、夜明け前から数時間並ぶほどの行列ができるようです。
このお餅、ホームページに写真と名前が載っているのですが、1月が抜けていて2月から始まり12月に終わっています。1月1日は正月なので取り扱っていないのでしょうか。
朔日餅は6個入りの小箱、10個入りの大箱、9個入りの化粧箱、その場でいただく2個入りのお召し上がりが用意されています。
化粧箱の趣向の素晴らしさはもちろんのこと、持ち帰りの箱は菖蒲や桜、笹船など季節の草花をあしらった美しい包装紙に包まれており、店内でいただく場合には、4月にはあたたかい桜湯、7月には冷たい玄米茶など月ごとのお餅に合わせたお茶をいただけます。明日は5月1日、5月の朔日餅はかしわ餅です。早朝から参拝予定の方は一度赤福を覗いてみてください。
