桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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【御朱印の旅】金沢 花見 桜の名所を巡る旅(兼六園・金沢城・ひがし茶屋街)二泊三日

さて、平成とともに神宮月間も終わりましたので、4月に金沢へ行ったお話をしましょう。


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昨年同様1週間程お休みをいただけることになり、今年も旅行をすることにしました。出雲や台湾、沖縄も候補に挙がりましたが、白山比咩神社に参拝したいと思い、金沢を目的地に選びました。金沢は北陸新幹線が開通してからずっと行きたかった場所です。

事前に立てた計画は以下の通りです。

1日目:11:00 金沢羽駅着 ご飯

      午後  白山比咩神社

2日目:午前  兼六園

      午後  金沢城

3日目:午前  ひがし茶屋街

     午後3時  金沢市

今回は御朱印や神社に興味のない家族との旅行ですので、いかに楽しませつつ神社に誘導するかがカギでした。

 

実際の旅程は以下の通りです。

4月5日

8:30頃 かがやき乗車

11:11 金沢到着、鼓門

11:23 旅館に荷物預ける

11:49 昼食 近江町食堂

12:30頃 散策

12:57 21世紀美術館

14:20 今井金箔 金箔アイス

14:30頃 能楽美術館

16:00 兼六園

17:45 旅館着

19:00 夕食(旅館)

 

4月6日

7:30 朝食(旅館)

9:00 バス移動

9:15 兼六園

10:50 石浦神社

11:10 石川護国神社

11:25 金澤神社

12:00 昼食 見城亭

12:50 金沢城

15:15 尾山神社

16:00 金沢城

16:50 紺屋坂で休憩

18:00 旅館

19:30 夕食(旅館)

 

4月7日

7:00 朝食(旅館)

9:00 バス

9:15 東茶屋街

10:15 宇多須神社

11:00 お茶

13:00 昼食 黒百合

13:30 旅館

はい、白山比咩神社は却下されました泣

それでは写真で振り返って行きましょう。

1日目

まず、北陸新幹線かがやきで金沢へ向かいます。北陸新幹線というと、開通時に流れていた「う・ふ・ふ ほ~くりく しんかんせん♪」というCMを思い出します。やはり新しい新幹線ですのでとても快適な旅でしたが、車窓の景色を楽しんでいるとすぐにトンネルになってしまうのがちょっと残念でした。

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金沢についたのは11時ごろ。数日前に雪が降ったとは思えないほど天気がよく暖かかったのですが、ものすごく風が強くて前に進むのもやっとでした。ホテルは「金沢茶屋」というところでしたが、駅から徒歩3分なので助かりました。

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▲こちらは金沢駅東口の鼓門。14の世界で最も美しい駅の一つに選ばれているそうです。金沢の有名な伝統芸能の一つ、能楽で使われる鼓がモチーフになっています。

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▲家族からお昼ごはんは海鮮のリクエストを得ていたのでまずは近江町市場へ向かいました。市場の中ほどにある「近江町食堂」でランチをいただきます。私が頼んだのは1ネタ500円で自分の好きなようにカスタマイズできるメニューでした。

ここで横着せずにいったん落ち着いてバス停を調べればよかったんですが、30分くらいなら歩けるという家族の言葉にのせられて向かい風のなか21世紀美術館まで徒歩で向かいました。

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21世紀美術館の中で写真が撮れるのは外の展示とこのプールだけです。プールは思っていたより狭く、銭湯くらいの大きさだったと思います。そこに映える写真を撮ろうと老若男女、外国人、日本人がすし詰め状態で入り乱れており、プールの入り口は中に入りたい人で詰まっていました。この美術館のお気に入りの作品はノアの箱舟のような作品です。あちこちが蜜蝋のようなもので固められており、葦などのイネ科っぽい植物を赤い糸で束ねて作った巨大な作品です。美術館はガラス張りなので温室効果抜群。このあたりで家族がへばってしまい、数十分椅子に座ったまま休憩しました。ところが休憩しても温室なので回復しません。とにかく涼しいところへ行きたいというので移動することにしました。

 

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▲とりあえず広坂の交差点まで戻り、今井金箔さんで金箔アイスをいただきました。

この金箔アイス、場所によっては1000円、2000円で販売しているところもあるのですが、この今井金箔さんのアイスはなんと450円。

もちろんよその金箔屋さんがぼったくっているわけではなく、アイス全面が金箔で覆われていたり、金箔とプラチナ箔が使われていたり特色がございますので、価格や見た目から好きなお店を選ぶのが良いと思います。

店先のイスに座って観光客を眺めながらゆっくりくつろいだあとは金沢能楽美術館を見学しました。

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▲チケットは300円ですが、館内は広く見ごたえがあります。ガイドつきの外国人や能楽に詳しい着物のマダムが訪れており、そのお話を漏れ聞くだけでもためになります(笑)

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▲パンフレットの写真。ガラス張りなので道の外からでも能面などを見学することができます。
建物は3階建てで1階は着付け体験コーナーや能舞台の紹介、2階は加賀宝生に伝わる能面や装束など貴重な資料を展示しています。見学を終えて観光紹介コーナーの地図をみていると、スタッフの親切なおばちゃんが「どこか行きたい場所あります?金沢城はこの紫のバスのここで降りたらいいよ、いまからでも十分間に合う。他におすすめの場所は鈴木大拙館。5時までしかやってないから間に合うかな~」といろいろ教えてくれて、観光に役立ちそうな地図やパンフレットもたくさんいただきました。初めは鈴木大拙館を目指したのですが、時間的に厳しいことがわかり、途中から目的地を変えて兼六園を目指しました。

折しも桜の時期。兼六園は無料開放の期間になっておりますので、今日ちょっとだけ観て明日本番。と言うことができるのです。

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▲真弓坂の入り口から入り海石塔で写真を撮りました。桂坂の辺りまで来ると道路の向かいに石川門が見えてきます。だんだん雲行きが怪しくなり、空が暗くなってきたので初日はこの桂坂までで終わりにして、桜の咲く蓮池門通りを通って旅館へ帰りました。

兼六園へ向かう道中、帰りの道中にいくつか神社があり、明日は必ず神社参拝をするのだと家族に念を押しながら歩きました。(笑)

2日目

2日目は昨日とは違って雲一つない快晴。そして暑い!ただ日差しが強いだけで日陰に入ると風が肌寒いという微妙な天気です。この日も若干風が強く、日傘や帽子は歩くのに邪魔なので日焼け対策は諦めました(笑)2回目は桂坂の入り口から入ります。

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▲快晴の空を飛びまわる猛禽類。トンビだったかもしれませんが勝手に鷹だと思い込み、鷹と松の組み合わせとはなんて縁起がいいんだ!と盛り上がりました。

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▲眺望台の辺りは眼下に桜並木が広がり遠くに金沢の街並みが見えてとてもいい景色です。

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兼六園のメインスポットの一つ「根上松」大きすぎて道のギリギリまで下がっても全体を写すことが出来ませんでした。休日だったこともあってか、結婚式の写真をとっているカップルがたくさんいたのですが、メインのカメラマンよりも外国人の勝手に写真を撮っている人の方が遥かに多かったのが印象的でした。
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▲こちらは有名な脚の折れた徽軫灯籠(ことじとうろう)。兼六園や金沢のシンボルになっていますね。

他にも噴水や夕顔亭、唐崎松、栄螺山など紹介したいスポットがたくさんあるのですが、きりがないのでこの辺にしておきます。

11時頃に兼六園を後にし、石川護国神社石浦神社、金沢神社を参拝しました。石浦神社参拝後、金沢神社がどこにあるのか地図をみていると親切なおじさんが「この坂を真っ直ぐ行けば見えてくるよ」と教えてくれました。方向音痴なので旅行の時はスマホの電池と相談しながらGPSに頼っているのですが、なんだかいつも最終的に親切な方が声をかけてくれます。よほど道に迷ってるようにみえるんだろうな(笑)

いろんな方の手助けもあって無事に参拝を終え、もう一度兼六園へ戻って桂坂の辺りでお昼を食べることにしました。入ったのは道の最後に合った見城亭。幸運なことにお昼時にも関わらず、2階の食堂は空いていて正面にお城が見えるベストポジションでご飯を食べることが出来ました。

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注文したのは金沢名物の治部煮うどんです。とろみのある甘めの汁にわさびのアクセントがよく合います。

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腹ごしらえの後はいよいよ金沢城巡りです。さくらとなまこ壁のコントラストがきれいですね。晴れていたことも合って随分混んでいましたが幸い何枚か人が少ない写真を撮ることができました。

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石川門に始まり丑寅櫓跡、辰巳櫓跡、三十軒長屋など一通り見て回った後、鶴の丸休憩館で一休みしてある事に気づきます。尾山神社、行ってない。見城亭でご飯食べてる辺りから何か引っかかることがあったのですが、取り返しがつかなくなる前に思い出してよかったです(笑)

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▲鶴の丸休憩館からは橋爪門を正面に見ることができます。また、内部には豆皿茶屋というおしゃれなカフェが入っています。

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▲だんだん日が暮れてきました。昨日ほどではないとはいえ、風も強いし冷えてきました。石川橋を渡って金沢城を出ると、目の前は紺屋坂です。ここでお団子を食べたり、茶和々の抹茶アイスを食べたり、軽く腹ごしらえをしてバスで宿へ向かいました。

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3日目

3日目は朝からひがし茶屋街へ向かいました。

バスに乗って浅野川大橋のあたりで降ります。橋から川を見下ろすと、鴨や魚が泳いでいるのがみえました。

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ひがし茶屋街に到着したのは9時過ぎのころ。茶屋街の手前に並ぶお土産屋さんもぼちぼち開き始めたばかりといったところです。

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この日は朝から雲行きは怪しく手持ちの服では寒いほどだったので、有名な「茶ゆ」の黒最中ジェラートや「箔一」の金箔アイスは食べる気になれませんでした…最初のうちにアイス食べといてよかった(笑)

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代わりに入ったのは茶ゆの向かいにある東山一久。

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五郎島金時大福と加賀棒茶のセット650円。

もちもちの甘い大福と渋みのある熱いお茶で一服して新幹線に乗るため駅に向かいました。

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さて、金沢最後のご飯は金沢駅内、百番街の「黒百合」でいただく金沢おでん。

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赤巻き、筍、車麩、がんもをいただきました。カウンターで注文すると目の前で煮えているおでんをお皿にとってくれます。おいしいのはもちろん、電車の時間が迫っていたのですぐに食べられて非常にありがたかったです。

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 さて、金沢城兼六園、ひがし茶屋街、その他諸々の魅力をもっと紹介したいところですが、次回からは御朱印をいただいた神社を紹介していきます。

 

【この旅のお供の御朱印帳】

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