【豊国神社】
とよくにじんじゃ
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一番左が今回いただいた御朱印、真ん中と右は前回いただいた御朱印です。
持参した御朱印帳には一番左の黒の墨字に金印が押されたものを書いていただけます。真ん中の金字の御朱印は、パステルカラーの布地のオリジナル御朱印帳をいただいた場合にすでに中に記入されています。この金の御朱印、ちょっと曲者です。よく見ていただくとわかると思いますが、文字がこすれて薄くなっています。実はこれ、いただいた直後に帳面を開いたらすでにこの状態でした。恐る恐る触ると指に金粉が付きます。どうやら、よくある金色なだけの水性絵具ではなくて、本物の金泥で書いているようです…と私は勝手に思った。(画材詳しくないのでホントかどうかわかりません(笑))。なるべく擦れないように注意し、家に持ち帰ってパステル定着材をスプレーしました。写真だとわかりませんが、よくあるくすんだラメのような金ではなく、文字通り金属光沢のある黄金色です。「尾張中村」の黒の文字もよく見るとラメが入っています。扱いに注意が必要ですが、秀吉公のイメージにぴったりの煌びやかな御朱印ですね。
一番右は摂社清正公社の御朱印で書置きのみです。季節によって色が違っていたような気がします。7月に行った時には紺色の書置きがありました。全部で4色くらいあったと思います。この御朱印の金は取れないやつなので安心してください(笑)厚手の紙に書かれていて、クリアパックというんですか、透明な袋に入っていて保存もらくちんです。こちらの御朱印はお納めした初穂料の一部が熊本地震の被災地に寄付されるようです。
この神社は御朱印のバリエーションが豊富です。
同行者が木の御朱印帳を受けたので、中を見せてもらうと白いパールの文字で御朱印が書かれていました。
ちなみに帳面の右側は、木の御朱印帳をいただいた場合のみ中に書いてくださる秀吉公の花押です。
パステルカラーの布地の御朱印帳には金の花押はなく、朱色の糸印のみが押されていました。
さて、この豊國神社は秀吉公生誕の地に鎮座しています。豊國神社といえば「ほうこく」と読む場合が多いですが、この神社は「とよくにさん」と呼ばれています。創建は明治18年。結構最近できた神社ですね。
手水社に近づくと金の瓢箪が挟まっています。秀吉といえば千成瓢箪。更に近づくと水の吹き出し口まで瓢箪です。
見辛いかもしれませんが、社の前に植えてある、つる性植物も瓢箪でした。
社自体は大きなものでも金ぴかなわけでもなく、公園の一角にこじんまりと佇んでおり、穏やかな雰囲気のところです。
ただ、大鳥居はとても目立ちますね。鉄筋コンクリートの巨大な鳥居は、大正10年の完成当時には日本最大の大きさだったようです。鳥居の下を片側二車線の道路が走っています。
この神社がある中村公園には初代中村勘三郎の銅像が建っています。
中村公園にはまだ2回しか来たことがありませんが、過去2回とも、この銅像のポーズをまねして写真を撮っています。
片足を挙げた躍動的なポーズなので、とても楽しいですよ(笑)
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