【元宿神社】
もとじゅくじんじゃ
《住所》東京都足立区千住元宿33‐4
《祭神》誉田別命 宇迦之御魂命
《創建》天正2(1574)年
《由緒》因幡守貞宗の孫、左ヱ門尉信義が元宿の地に八幡神祠と稲荷神祠を建てたのが始まりです。
▲拝殿の右側にはシャッターの閉まった神輿庫が見えます。
▲入り口の石碑
▲元宿神社には荒綾八十八か所のうち5番の大師堂があります。
▲手水の横に祀られているのは八万大菩薩。「節分会」の看板と言い、神仏習合の要素が色濃く残っているようです。
▲拝殿は瓦葺きで、瓦には三つ巴がついていますが、社紋とは逆巻きなので特に意識したわけではないようです。
▲七福神のうち寿老人を祀っています。拝殿に向かって左側、社務所の前に像があり、「ぼけ封じ」の文字が書かれています。
▲「感旧碑」の現代語訳が記されたパネル。
「感旧碑」は因幡守貞宗の子孫、鈴木与吉が大正5年に建てたもの。貞宗の子、信義がこの地を開墾し一族を繁栄させた当時から、明治の洪水を乗り切り、大正元年、荒川の改修工事のため、国に先祖伝来の土地をすべて提供して四散した一族の末路までが記されています。