【大川町氷川神社】
おおかわちょうひかわじんじゃ
《住所》東京都足立区千住大川町12‐3
119
《創建》永仁(1293)年
《由緒》宝治(1247)年間から始まった開墾により、土地の鎮護のために素戔嗚尊を勧請し、祠を建てたのが始まりです。かつては安養院住職が管理していましたが、資料は焼失し、宝暦6(1750)年に再建されたことが分かるのみとなっています。荒川治水工事のため、大正2年に当地へ遷座しました。
▲富士塚のほうから境内に入ってしまいましたが、拝殿の正面には両部鳥居が建てられています。この神社にも神仏習合の名残が見られます。
「大川富士」とも呼ばれます。
文政7(1824)年に造られた、現存する中では都内最古の富士塚です。
▲富士塚を参拝して振り返ると、拝殿のあたりから視線を感じました。
この写真の中に何かが写っています…
▲柱の後ろからこちらを覗う猫の姿が…。
▲紙すき碑
天保14(1843)年に幕府の命で地すき紙を献上したことを記念して建てられたものです。この地では江戸時代から紙漉きが盛んであり、台座には21軒の問屋名が記されています。