【金子福壽神社】
読み方資料なし
《住所》東京都荒川区南千住5-16
《祭神》資料なし
《創建》貞和5(1349)年
《由緒》金福神社とも呼ばれます。文化7(1810)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』には現在西光寺の境内地となっている場所に「金子福壽稲荷」として創建されたことが記されています。西光寺が創建されたのはその後の天文年間のことです。現在の社殿は戦災後、昭和32年に有志によって西光寺境内に再建され、昭和53年に現在地に遷座しました。
▲周辺は住宅地なので周囲は高いブロック塀に囲まれています。
▲鳥居が色褪せてしまっていますが社殿には繊細な彫刻が施されており、しめ縄も新しく、みずみずしい榊が供えられています。
▲社殿を覆う建屋には「再建 金子福壽稲荷」の額が掲げられています。読み方は「かねこ」なのか「きんす」なのかはわかりません。
▲この神社についての手がかりはこれだけ。昭和53年に再建を記念して作られた掲示板です。金字に黒だったと思われますが、 色が褪せてしまって読みにくくなっています。
社名の読み方もご祭神もわかりませんがこれだけの掲示板があり、昭和の末期にも再建のために有志が集まるほどですから、おそらく境内には掲示されていないだけで資料などはどこかに残っているものと思われます。