【阿佐ヶ谷神明宮】
あさがやしんめいぐう
東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-25-5
祭神 本宮 伊奘諾命 伊奘冉命 日本武尊
北野神社 菅原道真公
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阿佐ヶ谷神明宮は日本武尊を尊敬する村人の手によって、尊が東征の帰りに休息したとされる地に創建されました。現在の御神体は1200年ごろのもので、土豪の横井兵部(横川とも)が神宮に参拝したときに持ち帰った宮川の霊石だそうです。
▲正面の大鳥居の向こうに桜の木が見えます。鳥居も石畳も白く、明るい印象です。
▲境内の奥まったところにも桜が咲いています。参拝したのが昔すぎてどこだか忘れてしまいました。おそらく能楽殿の辺りです。
▲こちらが瑞祥門。神明宮なので扉に十六葉菊の社紋が入っています。
門の向こうには拝殿がみえます。拝殿と本殿は離れたつくりになっていて、白い御垣内の向こうに神明造りの本殿が鎮座しています。真ん中の社に天照大神、右に月読命、左に須佐男命が鎮まっています。それぞれの社に三貴子を象徴する太陽、月、海の装飾がなされています。社殿は平成21年に行われた大改修の際につくられたもののようです。参拝当時は5年しか経っていなかったので、それこそ伊勢の遷宮を思わせるような白木の瑞々しい社でした。