桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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【参拝のみ】江島神社 奥津宮 (神奈川-藤沢市)

江島神社辺津宮中津宮・奥津宮の3社からなる神社ですが、御朱印を頒布しているのは辺津宮のみで、それぞれの社殿が離れており、見どころも多いので3ページに分けて紹介します。

江島神社 奥津宮】

えのしまじんじゃ おくつみや

《住所》神奈川県藤沢市江の島2‐5

《祭神》多紀理比賣命

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《創建》欽明天皇13(552?)年

《由緒》欽明天皇の勅命により、江島の南の洞窟に岩屋本宮を建てたのが始まりです。御旅所と称され、龍神伝説発祥の地である岩屋に海水が入り込む期間は本尊がこの奥津宮に避難していたようです。現在は岩屋には何も祀られておらず、神は常に奥津宮に鎮まっています。社殿は天保12(1841)年に焼失し、翌年に再建された社殿が現在まで残っています。

 

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▲この鳥居は平成16(2004)年の台風で破損し、補修したものだそうです。

吾妻鏡』には源頼朝が養和2(1182)年、奥州調伏のため岩屋に弁財天を勧請し鳥居を寄進したということが記されています。現在は所在、形状ともに不明な状態です。

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台風19号ハギビスによって倒壊したと思われる灯籠。中に電線が入っているのでおそらく普段から点灯していたものと考えられます。この右側の灯籠、残っている台座の部分には乙姫さまが描かれています。

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▲対になる左側には亀に乗った浦島太郎が描かれています。画質が荒くて見にくいですが、台座の中央に釣り竿を方に担いだ浦島が見えます。

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▲拝殿天井には「八方睨みの亀」が描かれています。江戸の絵師酒井抱一によって描かれたものを片岡華陽が平成6(1994)年に復元しました。

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▲拝殿から拝む本殿。扁額に奥津宮とあります。拝殿には江島に降り立ったとされる天女と天女に一目ぼれして改心した悪龍が描かれています。

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▲亀石(亀甲石)。鎌倉四名石の一つで「蔵六石」とも呼ばれています。文化3(1806)年に弁秀堂という人物が写経を納め、蓋をするための石を探したところ、亀の形をした石を見つけたので奉納したそうです。

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▲ほかにも力石が奉納されています。岩槻藩の力自慢、卯之助が奉納したもので八十貫(320㎏)もあり、石にも「奉納岩槻卯之助持之八拾貫」ます。

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▲山田流箏曲流祖 山田検校銅像

代表曲に「江の島曲」があり、実際に江の島にも取材に訪れています。

 


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▲龍宮(わだつみのみや)平成6(1994)年に崇敬者によって建てられました。岩屋本宮の真上にあるそうです。御祭神は龍神。江島縁起の他、太平記に記された北条家の三鱗の家紋の伝説、「足利治乱記」の白龍の伝説など、江島に龍が出現する説話が多数残されています。

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▲奥津宮の出口の鳥居。ここをくぐって岩窟へ向かいます。

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 ▲この鳥居には斬新な模様が刻まれています。今回は台風の影響で岩窟までたどり着くことができませんでしたので、規制が解除されたころに再度江の島を参拝したいと思います。

 

DESTINY 鎌倉ものがたり

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