桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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【御大典奉祝の旅】令和御代替わり特別企画 1か月だけ出現する幻の神社 大嘗宮参観ツアー

ツイッターでもご報告しましたが、大嘗宮を拝観するため皇居へ行ってきました。

大嘗宮は天皇陛下が皇祖神である天照大御神をお招きし、ともにお食事をする儀式をするための施設です。天照大御神は儀式の後に昇神されるため、この建物の中は空っぽになってしまいますが、陛下が儀式をされている間だけは大嘗宮は皇祖神を祀る神社ということになりますね。

11月21日から12月8日までの間、大嘗宮を参観することができます。

詳しくは宮内庁ホームページでご確認ください。

今回は御朱印仲間と初めてのバスツアーの旅に出ました。

この記事では実際に参拝にかかった時間や行程などを紹介します。 

※写真のブログアップはあらかじめ宮内庁に許可を取っています。

業として写真や動画を撮ることは禁止ですが、素人が数枚写真を撮ってそれをSNSやブログにアップする分には構わないとのことでした。

【実際のスケジュール】

11月24日

8:50   皇居 二重橋前到着

8:55   荷物検査

9:05   セキュリティチェック終了

9:25   大嘗宮前

9:30 大嘗宮 鳥居前

9:50 大嘗宮の裏手へ

11:00 二重橋前

11:50 浅草ゴロゴロ会館 昼食 12:20出発

12:40 浅草寺

12:45 浅草神社

14:00   日本オリンピックミュージアム

15:00 解散

 

【旅の記録】

今回の旅はバスツアーのため、ご飯やスケジュールは旅行会社にぶん投げでした(笑)

8時20分くらいに一度駐車場前に着いたのですが、まだ駐車場が開いていなくて一度皇居の周辺を巡って元の場所に戻ることになりました。

すると、駐車場が開門した途端に大型バスが続々と入ってきてあっという間に皇居内に人が溢れました。皇居の周りには警察車両が待機しており、DJポリスも複数名出動してそれぞれの場所で注意事項や現在の状況を伝えてくれていました。

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▲上の2枚は二重橋前の入場口の様子。一面にカラーコーンの仕切りができており、ここ一面に人が並ぶことが想定されているようです。

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▲一つ目のテントで手荷物検査、2つ目のテントで金属探知機によるボディチェックが行われます。カメラやスマホ、その他の金属類はポケットから出し、カバンのチャックを開けておくようにアナウンスがありました。早く写真を撮りたいのでポケットにスマホを入れていましたが、すべてバッグに入れました。

このチェックで時間がかかるかと思ったのですが、ここも立ち止まることなくスムーズに進むことができました。

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▲坂下門 ここから中に入ることができます。各所に宮内庁職員の方が立っており、写真を撮るときは道の端に寄るように呼び掛けていました。

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▲遠くのほうに新しい木の建物が見えてきました。かなり歩きますし、お城なので坂道も多いです。疲れてしまって、途中でお母さんにだっこされるお子様もいました。

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▲もうここまで来ると、木の匂いがあたりに漂っています。傘の向こう側に黒木造りの鳥居が見えます。御覧の通り、鳥居の前は激混みです。一方通行なので鳥居前を通り過ぎると戻ってこれないことも一因かと思います。ここでも宮内庁の職員さんが「2,3枚撮ったら横の人ではなく後ろの人と交代してください。前の方は下がるときは”下がります”とお声かけいただけるとスムーズに下がれます。このお話、さっきも聞いたなと思う方はもう十分にお写真撮れてると思いますよ」と笑顔で皆さんに注意を促されていました。

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▲正面から撮れた写真です。誰かのスマホが写っていますね;

黒木鳥居の正面当たりがゆがんでいるように見えますが、他の方が撮った写真もそうなので、木が曲がっているものと思われます。雨が降っていましたが、傘が隣の方にあたると危険ですし、両手でカメラを持たないとうまく撮れないので畳んでしまいました。

足元にカメラを落とした方、折り畳み傘を落とした方がいましたが、満員時の山手線程度の混み具合なので落とした方は拾うのが大変そうでした。ただ、皆さん職員の方の指示によく従っていて、親子の方が通るときは「お子さん通ります」と声を掛けたりするなど和やかな雰囲気でした。

この黒木鳥居を抜けるとあとはまたそれなりにスムーズに動けます。

大手門の付近にある三の丸尚蔵館ではこれまでの大礼を奉祝して作成・献上された美術品を見ることができます。

大手門から外へ出て、皇居外苑の駐車場に戻りましたが、こちらも一般道にもかかわらず、信号機に袋がかぶせてあり、完全な歩行者天国になっている部分もありました。

横断歩道を渡らなくてはいけない場所では先頭で誘導してくださる警察官1名、横断者の最後尾でロープを張っていてくださる方2名、1回で渡る人数がキャパオーバーしないようにコントロールしている方が数名立っておりました。

バスは浅草へ向かいます。

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▲お昼は浅草寺の裏にあるゴロゴロ会館で食べました。以前家族とバスツアーに参加した時もここの駐車場にバスを停めていましたので、浅草で大きな車が停められる駐車場はここだけなんでしょうか。
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浅草寺さんでは今は羽子板が展示してあります。浅草神社さんが隣にあるので御朱印帳を持ってこなかったのを若干後悔しました。神社の敷地にお坊さんが、お寺の敷地に神主さんがおり、参拝者に質問されては申し訳なさそうに「私ここの職員じゃないので…」というのがちょっと面白かったです(笑)
浅草にはお昼もかねて2時間ほど滞在しました。

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▲代々木に新規オープンした「日本オリンピックミュージアム

五輪と写真を撮れるスポットが人気です。

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▲今度使われる本物の聖火トーチ

写真を撮りやすいようにガラスなどの覆いをしておりませんが、手を触れないようにとの注意伝達がありました。

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▲上から見ると桜の形になるように設計されているんですよね。

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▲歴代聖火トーチやポスターなどが展示されています。


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リオ五輪の閉会式で活躍した「おもてなし日の丸」ロボット。会場が赤く染まったあと、日の丸の形になるときに登場し、日の丸の縁でお辞儀をしていたロボットです。スカートがビニールっぽかったのは覚えていましたが、頭部と上半身が紙でできているのはこの時初めて知りました。

このオリンピックミュージアムには限定ボトルのコカ・コーラもあります。正直はじめは全く興味なくて、大嘗宮ツアーのおまけにしか思っていませんでしたが、展示の仕方がオシャレで施設も新しいのですっかり楽しんでしまいました。

これから皇居では乾門の公開も始まり、さらに混雑することが予想されます。気温も下がってきていますので、これから向かわれる方はしっかり防寒対策をしてお出かけください。

 

大嘗宮拝観で気を付けるべきこと

 最後に大嘗宮を拝観するための注意事項をちょこっとまとめておきます。

宮内庁ホームページにはコスプレ・泥酔者入場禁止、採取禁止、自撮り棒など密集地帯で他人を傷つける恐れのある危険物持ち込み禁止等書いてありますが、ここではホームページに書いてある以外のことを書きます。

・皇居内はほとんど一方通行。後戻りできません。

・警察官や宮内庁職員の呼びかけをよく聞いて指示に従うこと

・荷物検査・ボディチェックが終わるまでは服のポケットには何も入れず、スマホもカメラもカバンの中へ

・荷物検査の前にはバッグの蓋を開けて待機

大嘗宮の正面は激混み。譲り合いが大切。落としたり、邪魔になりそうなものはあらかじめ仕舞っておくこと。

・ボディチェックで連れと別れたり、大嘗宮前ではぐれたときは、その場に留まらず指示された待合所で待つこと。

以上です。他にも思いついたら随時追加していきます。