【鷲神社】
おおとりじんじゃ
《住所》東京都台東区千束3‐18‐7
113
《創建》不明
《由緒》天の岩戸神話において、弦(げん)という楽器の神様がいらっしゃいました。天手力男が岩戸を開いた際、その弦の先に鷲がとまったのを見た神々が瑞鳥であるとしたため「鷲大明神」、または「天日鷲命」と称されるようになり現在の地に祀られました。
後に日本武尊が東征の際、当社で戦勝祈願をし事を成した帰途で、社前の松に武具の熊手をかけてお礼参りをしました。これが11月の酉の日であったため、鷲神社の例祭日と定め、日本武尊が合祀されました。
▲鳥居の前に門が建てられており、提灯が掛けられています。この枠組みは鉄骨でできているようです。
竹には七福神の絵馬が掛けられていますが、将棋の駒のような形をしています。
▲門の横には巨大な熊手が飾られています。隣の提灯からもその大きさがうかがい知れます。例祭日である酉の市に熊手がたくさん頒布されるのは、日本武尊の故事によるものです。かつては「とりのまち(酉の祭り)」と呼ばれていましたが、いつしか「とりのいち(酉の市)」と称されるようになりました。酉の市は11月中の酉の日に開催されます。
▲門の前にはご由緒が書かれた石板が置いてあります。一番左の横文字は英語での説明です。
▲「瑞鷲渡殿」という雅な神楽殿。酉の市の際にはここで「鷲舞」が披露されます。
▲境内にはたくさんの人がいましたが、偶然人がいない写真を撮ることができました。
▲なでおかめ
おかめは天の岩戸神話に登場する天宇津女命の事だそうです。
おでこ…賢くなる
目…先見の明が効く
鼻…金運
向かって右の頬…恋愛成就
向かって左の頬…健康
口…災いを防ぐ
顎から時計回り…物事が丸く収まる
撫でていかれる方を見ているとまず顔全体をなで、最後に顔の周囲を丸くなでるのがほとんどです。写真を撮って行く方もたくさんいました。
【この御朱印をいただいた御朱印帳】