さて、前回神宮について調べるとか言いましたが、その前に神宮の御朱印帳を紹介します。
頒布場所:神宮 皇大神宮(内宮)、豊受大神宮(外宮) 、神宮会館
8月に参拝したときに内宮の神楽殿でいただきました。お初穂料は1000円です。縦約16㎝、横約11㎝の小さいタイプの御朱印帳です。神宮の社紋である花菱紋の御朱印帳。紫の小さい御朱印帳と緑の大き目の御朱印帳の二種類があります。神宮にはさまざまな御朱印帳がありますが、この御朱印帳は昔から置かれているもののようです。また、神楽殿で頒布されている御朱印帳はこの御朱印帳だけでした。
左側には金砂子の白い紙が貼ってあって、すでに印刷で「朱印帳」と書かれています。同系色の紙のカバーがかかっており、初めの3ページに渡って神宮についての説明が書かれています。
書いてある内容は主に内宮と外宮、それぞれの境内社の由緒などです。
一番最後の部分に御朱印をもらえる社が紹介されています。
それによると、内宮、外宮のほか、月讀宮、瀧原宮、伊雜宮、倭姫宮、月夜見宮で御朱印をいただくことができるそうです。
神楽殿にはおいてありませんが、神宮会館や内宮の参集殿にはこの他に6種類の御朱印帳があります。わたしは先に神楽殿に行ってしまったので存在に気づきませんでした・・・。平成25年の式年遷宮を記念して作成された西陣織の御朱印帳(1500円)がピンクと水色の2色、硬い板状の表紙に金属の粉で模様をつけた蒔絵の御朱印帳(2000円)が赤と黒、紺の3色あります。
またあまりの人気のため頒布が滞っていますが、神宮御用材(神宮の社殿などを建てるために用意される木)で作られた表紙が木でできている御朱印帳(2500円)もあるようです。
これらの御朱印帳には「伊勢神宮崇敬会」の文字が書かれています。この会は神宮の式年遷宮を行うための募金団体として設立されたそうです。
内宮の参集殿に行けばいろいろな御朱印帳を選べますが、外宮から参拝するのが習わしですし、内宮と外宮を行ったり来たりする時間がない!という方は参宮記念品 朱印帳・朱印軸|神宮会館から取り寄せることができますので、問い合わせてみてください。