桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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【御朱印の旅】伊勢編1 (初めてのお伊勢参り)二泊三日【神宮月間】

10月になりましたので、伊勢旅行のお話をしようと思います。

伊勢に行ったのは4月と8月でしたが、名古屋のまとめや仕事が忙しく、10月になってしまいました;

まあ、10月は神宮で式年遷宮が行われますし、縁深い月ということで(笑)

10月中は伊勢月間ということで、御朱印に関係ないことでも神宮や伊勢にかかわる記事をどんどん更新していこうと思います。まずは実際の旅行記を掲載します。

式年遷宮が行われた平成25年から伊勢旅行を計画していたのですが、ハプニングで頓挫してしまい、その後なかなかタイミングが合わず、そのうち仕事が忙しくなってしまい5年も経ってしまいました。

この春1週間程お休みをいただけることになり、浮かれて台湾行こうかな、沖縄行こうかな、といろいろ考えた結果、先ずは1度計画していた伊勢に行くことにしたのです。

事前に立てた計画は以下の通りです。

1日目:お昼頃 鳥羽駅

      午後  二見興玉神社参拝

2日目:午前  外宮参拝

      午後  内宮参拝

3日目:午前  おかげ横丁

     午後3時  伊勢市

今回は御朱印巡りというよりも神宮参拝がメインの旅行で、二見興玉神社と内宮、外宮に参拝すること以外は決めませんでした。

ちなみに名古屋から伊勢までは「観光特急しまかぜ」に乗ろうと思っていたのですが、座席争奪戦に負けて伊勢志摩ライナーに乗りました(笑)

結論からいうと、窓も大きく座席も広々、伊勢志摩ライナーでも充分快適な旅ができました。

実際の旅程は以下の通りです。

4月13日

12:48鳥羽着

13:18ご飯

14:00一旦ホテルへ

15:00二見興玉神社

15:40賓日館(1時間ほど)

14日

8:00外宮に出発

11:40おかげ横丁お昼

12:15内宮に着

15:15おかげ横丁

15:30赤福

16:45頃おかげ横丁

15日

9:50ホテル発

11:50内宮

12:20おかげ横丁お昼

13:30五十鈴茶屋

14:30おかげ横丁

あまり時間を気にしていなかったのでアバウトな記録です…

更に同行者の希望により、内宮に2度も参拝したため、キツキツのスケジュールでした。

移動はバスがメインでした。不便は感じませんが、タイムリミットがあるので慌ただしい感じになってしまいました。

 

この旅の最初のご飯は鳥羽駅直結の「〇八食堂」f:id:mocchis0:20181002002022j:plain

海鮮並丼の小盛でこの量です。上にのっている魚はカツオ、タイ、モブシ(コブダイ)です。このほかにアラ汁もついてきます。確か1300円くらいです。同行者がスペシャル海鮮の中盛を頼んでいましたが、最後は苦しそうでした(笑)

注文するときにお店の方が量を教えてくれるので自分のお腹と相談して注文したほうがよさそうです。

店内はテレビがかかっており、家族経営の大衆食堂のようでした。

一度ホテルにチェックインして、荷物を置き、二見興玉神社へ向かいます。

参拝後は神社のすぐ向かいに塩ソフトクリームなる看板を見つけ、まだ肌寒い季節にも関わらずさっそくいただきました。時刻は午後3時半。アイスを食べながら、残りの時間何をするか地図を調べます。

すぐ近くに賓日館があることがわかり、見学時間も1時間程度とちょうどいい感じだったので行ってみることにしました。入場料は300円です。火曜日は休館なので気を付けてください。

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この賓日館は明治時代に神宮参拝する賓客の宿泊施設として建てられたのですが、明治天皇の母君、英照皇太后がご宿泊されることになったため、その期間に間に合うようにと明治19年12月に着工され、翌年2月には竣工されたとのことです。

実際に見て回ると非常に広く細部にも装飾が施されており、これほどの建築を3か月で完成させ、さらに今日まで保存しているというのは驚異的な技術であると感じます。

一日目はここでホテルに戻ることにしました。

二日目は朝から外宮、内宮を巡りました。御垣内参拝をさせていただいたので一日スーツで過ごしました。外宮は雨天ではありましたが休日だったこともあり、神主さんが3,4人で御朱印の対応をしていても長蛇の列ができています。境内も広いですし、時間に余裕を持って参拝した方がいいですね。ガイドブックには所要時間60分と書いて有りましたが、8時に鳥羽を出て、10時半くらいまでは外宮にいたと思います。御垣内参拝もしましたし、もともとゆっくり参拝する予定でしたが、2時間くらいはいたのでしょうか。元から天気が怪しい予報だったので、朝から降ったり止んだりしていたのですが、御垣内参拝の受付をして傘を含めた荷物を棚に置くと、急に雨が降ってきました。スーツはびしょびしょ、雨滴で目をしぱしぱさせながら神職さんの後に続いて神前に進みます。まあ、ご神前に進む前に、禊の雨と言うことで(笑)

 

外宮への参拝を済ませ、バスで内宮前まで移動、おはらい町通りで昼食を取ってから内宮に入ります。 

お昼ごはんは奥野家の伊勢うどん。創業100年をこえるお店です。

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伊勢うどんは汁のない柔らかめの麺に鰹節、葱などの薬味がのっており上から醤油をかけて食べるスタイルです。はじめは太くて柔らかい麺がつかみにくいのですが、慣れると癖になる味です。

 

腹ごしらえも済み、内宮へ向かいます。

宇治橋に12時15分に到着し、おかげ横丁で最初の休憩をしたのが15時20分頃だったので3時間弱は境内に居たのかなと思います;ガイドブックには90分て書いてあったんですけど…ゆっくりしすぎ?(笑)

恐らく、ガイドブックには自由参拝の時間が書かれていると思われます。内宮では御垣内参拝と30分ほどかかるとされる別大々神楽の奉納をし、御朱印をいただいたり授与品をみたりしてたので倍の時間がかかったんじゃないでしょうか。

せっかくなので五十鈴川御手洗場で手水をしました。

川へは階段が付いており近くまで降りることが出来ます。1回目の参拝の時はゆるやかな流れだったのですが、2回目の時は前日の雨で増水し、流れも速く階段が2段ほど水没していました。ここで手を清めて参拝に向かいます。

外宮の正宮は平地に建っているのですが、内宮正宮はゆるやかな石段の先にあります。

外宮の参拝はスムーズにいったのですが、内宮は階段の下まで行列ができており、御神前にたどり着いても参拝するスペースを確保するのがやっとの状態でした。正面は柱で3つに区切られているのですが、警備員さんが絶え間なく「正面からだけでなく、左右の空間からもご参拝頂けます」という案内をしていました。

境内社も外宮よりは混んでいると思います。午後からは晴れていたので、御垣内参拝は順調に進みました。

じつはこの時、せっかく地図を持っていたにも関わらず、別宮の一社、瀧祭宮の場所が分からずスルーして正宮に参拝してしまったのです。そのため次の日の朝もう一度、ちゃんとした順番で内宮を参拝し直しました。この時は御垣内参拝もお神楽もしなかったのですが、やっぱり2時間くらいはかかりましたし朝でも参拝者の列ができていました。

今回は午前外宮、おかげ横丁でご飯、午後内宮、おかげ横丁でお茶と一日神宮周辺を回るスケジュールになりました。御垣内参拝はスーツなどが必要ですし、時間に余裕があるなら一日かけてもいいかなと思います。

両正宮ではまず、皆さんと同じように玉垣の外から参拝しました。階段を上ると目の前には門のような建築物が建っていて、周りは垣根に囲まれています。正面には御幌(みとばり)という白い布が掛かっており、時折風によって揺れ動く様子が神秘的です。正面から左に進むと、御垣内参拝の受付があります。正宮の中の様子は書いていいのでしょうか…分からないので自重させていただきます。

我々の他にも御垣内参拝をされている方はたくさんいらっしゃいました。御垣内参拝をするときはきちんとした服装でなければいけないのですが、境内は玉砂利で正宮の周りは「お白石」というジャガイモのような石が敷き詰められており、特に女性の方は靴を傷めやすいので気を付けてください。

外宮内宮ともに正宮の鳥居の前から中は写真撮影禁止ですが、今回は雨が降っていたこともあり全く写真を撮る余裕がありませんでした。

…と言うより、初めての神宮に興奮して写真の事などすっかり忘れてしまっていました(笑)次回参拝するときに、写真をとってもいいところは撮ってこようと思います。

午後からはもう、おかげ横丁のあたりでとり天やいかのぺんぺん焼きやら食い倒れを決め込みました。

  

最終日はゆっくり五十鈴茶屋でお茶して、まったりお土産選び…と思っていたのですが、同行者が境別宮の参拝の順番を間違えたので、もう一度内宮参拝したいというので、まあ、おかげ横丁すぐ隣だし、と軽くOKしました。結論から言うと、もう少しお土産をじっくり選びたかったです…

やはり、朝から参拝しても神宮はとても広く、境内社もたくさんあるため、全部参拝すると午前中いっぱいかかってしまいます。

お店も混んでいますし、五十鈴茶屋には入りたいし、3時にはバスに乗らなくてはいけなかったので、目に付いたものをパパっと購入してしまいました。

伊勢での最後のご飯はゑびやの手捏ね寿司です。

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いや、でもこの後に五十鈴茶屋に行ったので、ほんとに最後に食べたのはお茶菓子なんですけどね。

こちら、五十鈴茶屋の抹茶と季節の和菓子。神宮つつじ。

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二十四節気ごとに三種類のお菓子を用意しています。この時期は清明で、神宮つつじのほかに花筏と胡蝶の舞があったのですが、訪れた時間が遅くて二つとも売り切れていました。

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五十鈴茶屋は伊勢でもお気に入りのスポットの一つです。

気に入らなかった場所なんで一か所もないんですけどね(笑)

さて、次回からはこの旅行で参拝した二見興玉神社と内宮、外宮の御朱印、参拝の記録について記していきます。

 

 

【この旅のお供の御朱印帳】

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