桔梗屋 御朱印の旅

神社ばかりお参りしてまわっております。戴いた御朱印が多くなってきたので、管理がてら公開します。御朱印以外の話も多いかも

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【御朱印】熱田神宮 (愛知-名古屋)

熱田神宮

あつたじんぐう

愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1

祭神 熱田大神 草薙神剣 天照大神 素戔嗚尊 日本武尊 宮簀媛命 健稲種命

 

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左は今回頂いた御朱印、右は前回いただいた御朱印です。

書かれている内容は一緒ですが、違う神主さんが書いて下さったのか文字の癖が違います。大きな神社だと神主さんがたくさんいるので文字の違いも楽しみの一つですね。

熱田神宮三種の神器の一つである草薙神剣を奉斎する社で、本宮の造りは神明造。同じく三種の神器の一つ、八咫鏡天照大御神のご神体としてお祭りしている伊勢の神宮と同形式の社殿です。

【平成30年参拝】

さて、まずは平成30年の参拝についてお話します。前回の分は平成29年度名古屋旅行をまとめた後に書く予定です。

今回は車で参拝したため、西門駐車場から入りました。前回熱田神宮は駐車場が小さいと言いましたが、そんなことありませんでした。

お詫びと訂正を申し上げますm(_ _)m

神社の東側、バスや電車の駅の方には東門駐車場を始め、第1から第3駐車場まで境内の3分の1はあろうかと言う駐車場が広がっています。

更に地図をみると熱田神宮には46もの施設があります。2回も参拝しておきながら、見落とした名所がたくさん・・・

別宮や末社も多く、とっても広い神社なので散策には地図が必要ですね。

さて、西門から入り、本宮への道を進むと、鳥居を過ぎた処から参道の工事が始まっていました。

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参道の整備工事として、石畳を敷いているようです。

熱田神宮は全域に渡り、玉砂利が敷いてあります。

玉砂利の参道は神社にはとても多い形式です。

玉砂利は車椅子の方はもちろん、正式参拝などで革靴を履く人にとっても非常に歩きにくく、靴や車輪を痛める原因になりかねませんので、とてもありがたい工事ですね。

ただ一方で、玉砂利を踏みながら神前に進むことで身を清める意味がある、と言う話を聞いたこともありますし、どちらがいいとかは一概には言えませんね。

ところで境内をお掃除されている方の道具を見ると、玉砂利ならではの工夫がされていました

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落ち葉を集める「箕」の底が網目状に抜けています。

一緒に掃いても細かい砂利は下に落ち、葉っぱだけ残るようになっているのです。これなら思いっきり掃除ができますね!!

お掃除中の参道を抜けると、本宮の前は大きく開けています。境内を見渡してみると面白い絵馬を見つけました。

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上の画像は個人情報保護の為、一部加工してあります。

白鳥の絵に星形の絵馬です。

御祭神の日本武尊が身罷った後、白鳥になって大和に帰った神話によるものと思われます。

絵馬掛け所は星の絵馬がたくさん掛かり、とっても素敵です。

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参拝を済ませ境内を散策しようとしていると、なんだか焦げ臭いにおいが・・・

辺りを見渡すと前回参拝した時にはなかった、怪しげなテントがありました。

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よく見ると刀剣鍛錬奉納の文字。熱田神宮は刀剣に縁の深い神社です。

熱田神宮に祀られている草薙の剣は、天叢雲剣とも呼ばれる三種の神器の一つです。日本武尊は妻にこの剣を預けた後に身罷ります。そして妻は日本武尊とその剣を祭るために、熱田神宮を創建しました。

壇ノ浦の戦いで平家が安徳天皇とともに入水した際に、この剣を道連れにしたことで有名ですね。草薙の剣は海中に沈み、見つけることができなかったはずなのに、なぜ熱田神宮に祀られているのでしょう。

実は平家が剣を海に沈めた後、現在でいう「レプリカ」が作られ、熱田神宮に納められたといわれています。また、時代が下った後に海から本物の剣が打ち上げられ、熱田神宮に返されたという伝承もあります。

今回の刀剣鍛錬奉納では前日から鍛錬をしており、何と午後からは一般参拝者も参加しての鍛錬が行われるようです。是非やってみたかったのですが、午後からも予定があり暑くて待つのも大変なので今回は参加を見送りました。

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本宮のそばには「こころの小道」の入り口があります。上り坂、下り坂、階段があり結構な運動になります。道の途中には巨大な神木や、苔むした木、肌や目がよくなるという水の湧く清水社、そして石室の開いた古墳のような丘などがあり、見どころ満載です。

この後、上知我麻神社と別宮八剣宮にも参拝したのですが、あまり時間がなく今回は御朱印をいただくのをあきらめてしまいました。前回参拝した時には御朱印をいただいてあるので、また別の機会にご紹介いたします。

【平成29年参拝】

平成29年に参拝した時のことを書きます。

一人旅だったので自由気ままに観光ができます。

朝早くに熱田神宮を参拝し、境内にある宮きしめんで朝食をとることにしていました。

7:00ごろに神社に到着。授与所は午前7時から開いていますので、まずは御朱印をいただきました。本宮まで続く参道には熱田の創建から現代までの主要な出来事、そして未来への展望までが20枚ものパネルで紹介されており、参道を歩けば熱田のことが分かるようになっています。

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きしめんは午前9時からの営業ですので、先に境内社の八劒宮と上知我麻神社に参拝し、御朱印をいただきました。

熱田神宮周辺をぶらぶらして本宮のあたりに戻ると、午前9時30分。さっそく宮きしめんに入り、名古屋名物のきしめんを頼みました。

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きしめんは森の中にあり、屋根は付いてますが、入り口は暖簾だけで壁の部分もよしずですので、朝のさわやかな風が吹き抜けていきます。

お昼時になると非常に混むようですが、開店したばかりなので客も私の他は数人しかおりません。

しかし、水場が近くにあるので、森の薄暗い影の中から藪蚊が大量に入ってきます。きしめんを食べている間に体中ぼこぼこに刺されてしまいました…。

このお店では、ご飯を食べられるほか、宮きしめんの販売も行っております。ぜひ、参拝の記念にお求めください。

熱田神宮の目の前には参拝土産のきよめ餅のお店きよめ餅総本家もあります。

お土産を買うには事欠かないですね。

さて、ご飯を食べたら宝物館に入ります。

 こちらのチケットを宝物館の入り口で購入します。

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開館時間は午前9時から午後の4時30分まで。拝観料は300円ですが、団体割引があるようです。こちらは残念ながら撮影禁止です。入り口には巨大な太刀が展示されており、中国からの観光客らしき人達がしきりに写真を撮っていいか受付の方に聞いていましたが、断られて残念がっていました。
所蔵品の数はおよそ6000点。国宝や重要文化財も多数所蔵しており、きちんとした展示室に刀剣、鏡、絵画などが展示されているほか、廊下にも土器がぽんと展示されています。

神社が有する宝物館て300円~500円で拝観できるところが多いと思うのですが、よく考えると300円で国宝や重要文化財を間近で見ることができるなんて、なんだかすごいですね…。

 

【49の御朱印をいただいた御朱印帳】

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【64の御朱印をいただいた御朱印帳】

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