【季節の御朱印】
【おすすめの神社】
『陰陽師の旅』から毎年恒例になっている京都の旅。今年は大河ドラマ「光る君へ」にちなみ、藤原道長ゆかりの地である平等院鳳凰堂とドラマの最後に放映される「光る君へ紀行」9回までの放映で紹介された場所を巡ります。
1日目
9:21新幹線
11:32京都着
11:45奈良線
12:07宇治着
13:00平等院(90~120)、ランチ
15:00宇治神社
16:00宇治上神社
17:00駅前土産
18:00ホテル着
19:00平安神宮、晩御飯
21:00二条散策
2日目
7:30平安神宮
9:00市姫神社
10:30四条伊藤久右衛門
11:30京都駅
12:20新幹線
遺跡巡りを入れるのは「陰陽師の旅」以来ですね。晩御飯は平安神宮付近にあるハンバーガーショップ「58diner」。ハンバーガーを食べるのは久しぶりですし、肉汁たっぷりのパティが楽しみです。1日目はガイドマップを見た感じ、平等院→宇治神社→宇治上神社とめぐるのがよさそうです。何もなければそのあと源氏物語ミュージアムに行く時間もありそう。
1日目
9:32のぞみ215号 新大阪行き 非常ベル押下により11分の遅延
11:43京都駅 奈良線不審物により運転見合わせ
12:55宇治着
13:09平等院
13:30平等院内部見学(10分程度)
13:55平等院美術館(35分程度)カフェ定休
14:45宇治神社
15:00宇治上神社
15:40ミュージアムカフェ
16:30ミュージアム退館
16:43橋姫神社
16:50縣神社
17:00駅前土産※何も買わず
18:00ホテル着
19:10平安神宮、58ハンバーガー店に行くもクローズ(電車)
20:40二条ライフで晩御飯購入
20:53平安宮跡地
20:56大極殿跡地
21:02内郭回廊跡地
21:08承香殿跡地
21:09弘徽殿跡地
21:18大極殿跡地
21:54ホテル帰着
二日目
7:45平安神宮
8:45市比賣神社(祈祷)
10:00祇園四条
10:30四条伊藤久右衛門
12:00京都駅
12:23新幹線
新幹線の遅延、宇治線の運転見合わせ、58dinerクローズにより1日目は2時間はロスしています。大河紀行の中で昨年厄除け祈願をしていただいた市比賣神社さんが紹介されていたので2日目にまた厄除け祈願を兼ねて参拝しました。
1日目
▲新幹線遅延という旅の始まりからのトラブル。ホームの非常停止ボタンが押されたにもかかわらず、誰が何のために押したか名乗り出る人がいなかったため、駅員さんが全点検を行わなければならず遅延しました。幸いすぐに安全確認が取れ、前の電車が発車次第11分遅れで発車しました。外は曇天、ブラインドを降ろしていないと肌寒い天気でしたが、久しぶりに隣に人がいない状態でゆったり旅ができました。
10分程度の遅延という許容範囲で京都駅に到着。宇治を目指して奈良線に乗り込みます。10分程度の遅れはすぐに挽回できるだろうと思っていたら今度は電車内で不審物が見つかり運転見合わせ。警察の到着を待って不審物を確認するため当分動かないとのアナウンスです。奈良線以外のルートを調べると近鉄京都線で大久保から京阪バスに乗り換えることができますが、30分はロスします。さらに乗り込むバスを間違えて10分のロス。(両方宇治駅経由だったが遅くなるバスに乗ってしまった)。結果として平等院には予定の13時に到着しましたが、気分的に遅れを取り戻そうとしてしまい、1日目は宇治でゆっくりする予定でしたが結局いつも通りせわしない旅でした。
この門の前でチケットを購入します。大人は600円。チケットは美術館内部も入れるものですが、堂宇内の見学は別途料金が必要です。入口付近の受付で堂宇見学のチケットが300円で購入できます。「13時30分からのご案内ですので5分前には橋の前に集合してください」ということでしたので、それまでは境内を散策します。
▲堂宇の正面。曇っていて太陽の向きがわかりませんが、中でご説明いただいているときに日が射してきて阿弥陀如来像を照らしました。
▲10円玉とのツーショット。うまくピントが合わず必ずどちらかぼやけてしまいます。動画で撮ればよかった。
▲こちらは一万円札にデザインされている鳳凰。現在の物は再現されたもので、かつて屋根の上にあった国宝に指定されているものは美術館にあり、胸筋のふくらみや羽の留め金まで間近で確認できます。頭部には人毛がつけられていた形跡もあるようですよ。
▲平等院堂宇見学
1時20分、まだ集合時間前ですが、既に多くの方がならんでいたので見学の列に加わります。建物が国宝なので橋を渡ったら写真撮影はもちろん不可。橋の向こうで靴を脱ぎ、バッグや体が触れないように注意を払って見学します。説明してくださったのは年配の女性でしたが、新人さんだったらしく説明の後で先輩らしき方に声の大きさやスピードについて「よかったよ」と言われていました。
▲こちらの六角堂は修理をするのかカラーコーンが置かれ、業者さんが出入りしていました。
▲藤原家を象徴する藤棚。5月にはたくさんの花をつけるようです。残念ながら何の花も咲かない時期に行ってしまいましたが、3月下旬頃からは桜も楽しめます。だたし令和6年3月下旬からは奥に見える瓦屋根の観音堂を修復するため、扇柴から藤棚のあたりまで立ち入りできなくなります。
1階から入って2階から出る構造です。ここでは修復前に使用されていた瓦や鳳凰、旧梵鐘などの他、堂宇内にいる九品仏のうち半数を見ることができます。茶房「藤花」も併設されていますがあいにく定休日でした。時間を気にして少し急いでしまったので、次回来るときには(すでに再訪確定)茶房にも立ち寄りゆっくりしたいです。
▲街中の至る所に「光る君へ」の幟やポスターがありました。
▲次に橘橋を渡って宇治神社へ向かいます。
▲途中の橘島で有名な朝霧橋にチェンジ
ご祭神は菟道稚郎子命。応神天皇の皇子で仁徳天皇の兄弟。宇治にお住まいでお墓も宇治にあると伝わる御縁深き皇子です。
宇治神社のすぐ裏側にあります。
日本最古の神社建築の本殿は国宝に指定されており、三殿に菟道稚郎子命、またその父君である応神天皇、異母兄である仁徳天皇を祀っています。
入口の発券機で600円のチケットを買って入館します。中は歴史的なものというよりは源氏物語の世界が再現された展示がされており、女性の衣装や寝殿造りの部屋の配置、原寸大の牛車、光源氏が女たちを住まわせた邸宅の模型などがありました。
本当は抹茶チーズケーキが食べたかったんですが売り切れていたのでミニパフェセットをお願いしました。
他のメニューも気になりますし、グッズ販売も行っていましたがスルーしてしまったので宇治に来たら再訪すると思います。カフェを出た時には16時30分で頑張れば縣神社にも参拝できそうだったので足を延ばすことにしました。
▲宇治橋を渡って元の縣神社の大鳥居へ
もともと時間があれば橋姫神社にも参拝したかったのですが、幸いにも道中にありました。先に参拝してしまいます。こちらは無人の小さな神社でした。
御朱印はインターフォンを押してお願いします。到着したのが16時45分か50分くらいだったのにも関わらず、神主さんは「宇治神社からいらっしゃった?朝霧の橋を渡って?あの道がいちばん近いんですわ。宇治マップはもうお持ちですか?」ととても気さくにご対応くださいました。
最後に駅前の伊藤久右衛門の店へ行きましたが、茶房は終了しており、おいてある商品も四条店と変わらなそうだったので冷やかしで終わりました。
もう少し時間があったら大吉山展望台や二子山古墳、伊藤久右衛門本店、通圓、放生院、中村藤吉本店…行ってみたい場所がたくさんありました。
一度四条のホテルに戻って荷物を置いて、19時過ぎに今度は京都市内を歩きます。
東山駅から平安神宮へ向かう道中で出会った神社。このほか少林寺拳法の道場なんかもあり、楽しく散策していたのですが晩御飯を食べようと思っていた58dinerはまだ20時前、休業日でもなかったにもかかわらず真っ暗でクローズしていました。もう完全にハンバーガーの口になっていたので残念です。
いつまでもそこにいても仕方がないので気を取り直して二条散策へ。
二条駅のすぐ近くにスーパーがありました。ここに至るまでもおばんざいのお店やバーがありましたが、勇気が出なくてスルーしています。京都はパンも有名ですし、スーパーならご当地和菓子も売っているかも、とスーパー飯を決意。伏見のあわしま堂が作るさくら蒸しまん、おはぎ・草餅等の詰め合わせ、京都山一パン総本店のゴーダチーズとベーコン、ライフが作っているチーズのおつまみロール20%引き、米粉入り豆パン20%引きを購入。
次の日の朝早く出る予定だったので朝ごはんをあきらめるつもりでしたが、ここで一気に解決しました。食の不安がなくなり良い気分で歩を進めます。
千本丸田町の交差点で大河ドラマ第2回の紀行が撮影されました。後ろに銀杏の木があるあの「千本丸太町」の標識が撮影されていました。
同じ交差点の対角線上にある「大極殿跡」のタイル。これも第2回の放映で映されています。道の反対側にもう一つ大極殿跡地があるみたいなので帰りに立ち寄ります。
第2回の紀行で放映されました。この看板は映っていなかったと思います。天皇のお住まいである内裏は二重の塀で囲まれていましたが、内側の塀の跡がここです。屋根付きの塀には内外に回廊がめぐらされていたそうで、回廊基壇石が発掘されました。
▲フェンスの中も撮影しましたが何も映りません。敷地内には「内郭回廊跡」という石碑がありますが、タクシーが近くに停車しウィンカーを出していたためか、白くなってしまい何も映りませんでした。
これは大河では紹介されていませんでしたが道中にあったため撮影。女御のお住まいとして使われており、この並びに弘徽殿跡碑石があります。
紀行第2回で放映。石碑の向こうに「弘徽殿の南邸」、「壱の局」、「弐の局」…と並んで承香殿跡まで続いています。弘徽殿は後宮(紫宸殿の後ろに位置する七殿五舎)の中で最も位が高い建物で皇后などがお住まいだったようです。後で気づいたのですが、第1回京都の旅で訪れた陰陽寮跡地もこの近くだったんですね。
▲最後にもう一つの大極殿跡地へ
千本通沿いにある「大極殿遺址道」の石碑。ここから先は車輛が入れなくなっており、中は公園のようになっています。
▲大極殿遺址
第2回の大河紀行で紹介された大極殿跡地。紀行の中でもお子様が映っていましたが、「内野児童公園」の中にあります。
▲拠点ダイワロイネットホテル四条烏丸に帰着。10時頃ですので予定通りの時間です。
▲二日目の朝。昨日買っておいた桜蒸しまんで朝食を済ませます。
この日は市比賣神社にご祈祷に伺います。昨年いただいたお札などをお返しするため用意しておきます。7時20分くらいにホテルを出たと思います。
平安神宮は「光る君へ」の内裏を舞台とした撮影のロケ地でもあり、第1回の紀行でも紹介されています。平安時代をテーマにした時代劇では使用されることが多いですね。
実は前日の夜も58dinerを目指して鳥居のあたりを通りすがっています。
横断歩道を渡って応天門へ。参道の真ん中で犬の散歩をしている方が談笑しています。
▲拡大してみました。お話している御主人を待って、柴犬がぺしゃんこ座りしていてとてもかわいかったです。お声掛けしてお尻を撮らせていただくんだったな。
▲境内には女子4人くらいのグループ1組、男性1人、女性1人くらいしかおらず、とてもゆっくり参拝できました。神苑は9時からだったと思いますが、参拝だけなら早朝もおすすめです。
▲参拝を終え次の目的地へ。平安神宮前のセブンイレブンが雅だったので撮影しました。さすが京都。
第5回大河ドラマ紀行でまさにこの画角で紹介されました。紀行では「平安時代創建の市比賣神社」と紹介されましたが、795年、まさに平安初期から京都の市を守護してきた神社です。
▲天の眞名井に昨年連れ帰った姫みくじを返納
昨年2月にご祈祷して頂いた時は祈祷殿で斎行していただきましたが、今回は拝殿にご案内いただきました。3月でご祈祷の多い時期を過ぎたためか、初穂料を1万円にしたためかはわかりません。
最後の目的地、伊藤久右衛門祇園四条店にやってきました。
喫茶が100円お得になるチケットが3月末で切れるところだったので、桜抹茶スイーツプレートを注文。
▲ステンシルプレートが源氏物語っぽいですね。
▲時期には早いけど桜の抹茶椀で提供していただきました。
喫茶100円引き、土産物30円引きは今回で最後の様です。無限呪縛から抜け出せてほっとしたような気もしますが、きっとまたこのお店にやってくると思います。最後に祇園四条から京都駅へ地下鉄に乗ろうとして駅を間違え、京都駅に着いたのは12時頃でした。とりあえず新幹線構内に入ってしまってからお土産を探し、無事に乗車することができました。あぶないw最後まで慌てる旅でしたね。
そういえば新幹線の東京駅に着くときのメロディ、「AMBITIOUS JAPAN!」が終了し、新しいメロディになったと思いましたが、この車両は「いい日旅立ち」でした。これはJR西日本で所有している新幹線だそうです。
寛永堂四条本店 宮乃月10枚
伊藤久右衛門祗園四条店 抹茶せんべい24枚、茶遊月8枚
HARUTO 伊藤久右衛門アイスガチャ
【キヨスク】
上尾製菓 和風ラムネと金平糖
大安 ちいさなだいやす(漬物)
鼓月 姫千寿せんべい桜葉
▲こちらのかわいいラムネと金平糖は上司のお子さんに
▲ガチャガチャは1回400円。一番欲しかった桜のアイスが出ました。
今度上洛した時にはこのガチャで当たったアイスと同じのを隣の伊藤久右衛門さんから購入しても面白そうです。
【この旅のお供の御朱印帳】